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テーマ:心おだやかに 生きる(624)
カテゴリ:こころとからだ
今日は、数ヶ月ぶりに病院へ予約をいれ、診察を受けてきました。
ここ数週間のよしなしごとを、主治医にとつとつと話し、処方箋を書いていただきます。 私の主治医の先生は、高校生の時までスズキでヴァイオリンを習っていたそうで、音楽にも 美術にも造詣が深い方。 そう、つまり、私と話が合うのです。 主治医と話が合うって、信頼関係を結ぶための、大切なファクターだと思いませんか? 「また、ご贔屓の方のコンサートへ行かれるのですか?」 「はい。今年はもうないので、また来年になりますね。あ、でも、来週、別のリサイタルに 行くのです!」 「じゃあ、楽しみですね。誰の演奏会ですか?」 「それがね、先生、クレーメルです・・」 「えっ!!←しばし絶句 クレーメル!!!どこで・・?ええっ!!いやあ、知っていたら行ったのになあ!!こんな機会、 二度とないよねえっ!!」 せ、先生、お顔が紅潮し、興奮の坩堝と化しています。こんな先生、初めて見ました。。。 クレーメルがお好きなのですね。 「オール・ブラームスのプログラムで、しかもピアノはツィマーマンです!」 「ひえ~、あのツィマーマン!すごい組み合わせですね!・・・チケット、もうないですよねえ・・」 ああー、実に残念そう。 しばし、こんな和やかな(?)会話が交わされて、席を立つ私に、 「演奏会、楽しんできてくださいね。今、少し嫉妬を込めています」 と、笑っておっしゃった先生。 嫉妬されちゃった・・、先生に。ふふふ。 「もしも体調が良くならなかったら、先生にチケットお譲りしましょうか?」 「いいえ、それはダメです。あなたは絶対に行かなくちゃ。」 はい。先生の分まで楽しんできますね。次回は、土産話も持ってきますから~。 前向きに。前向きに。 今抱えているものを、自分の中で浄化し、そして、それを天へと昇華させよう。 きっとできる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 16, 2007 04:46:14 PM
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