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La Vie・音楽とともに ~標高1,000mの高原だより~

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January 1, 2008
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テーマ:Jazz(1976)
2008年、新しい年の幕開けは、明るくノリのいいジャズで始めることといたしましょう。

このジャケットの女性、誰だと思います?

彼女は、あのシーナ・イーストン。一般的に知られている彼女の雰囲気とはだいぶ違いますでしょう?


近年、ロッド・スチュワート、スティングなどのロック・アーティストも積極的に取り組む

スタンダードナンバーは、それぞれに絶大な人気を誇っていますが、気風のいいお姉さんのような

「シーナ節」で聴かせてくれるこのアルバムは、1993年、今から15年前の発表。

彼女の新たな魅力を存分に引き出している「意外性」の強いアルバムです。

私も久しぶりに、CDラックの奥の方から出してきて聴きました。


グッとくるような色っぽいつぶやき、歯切れのよい歌唱力。効果的にかすれた低音部、一気に

上りつめる高音部の力強さ。そして、もちろんキュートな表現も忘れていません。

バックを固めるメンバーも素晴らしく、特にこの曲の間奏部でソロを取るフレッド・ジャクソンJr.の

アルトサックスは秀逸。


アルバムの1曲目には、大好きなガーシュウィンの「SOMEONE TO WATCH OVER ME」も

入っていて、実に質の高いスタンダードナンバー集に仕上がっています。

タイトルどおりの「NO STRINGS」。それでも、弦楽器がなくてもここまで奥行きのある音楽を

創り出せる彼らの力量には、何度聴いても感心させられますね。

まさに、シーナ渾身のスタンダードアルバムといえるでしょう。

何年たっても色褪せないスタンダードナンバーは、時として、生きるための大いなる原動力をも

与えてくれます。

さあ、シーナお姉さんのこの元気をいただいて、今年もがんばりましょう。

皆様、本年もどうぞよろしくお願いいたします。





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Last updated  January 1, 2008 10:23:55 PM
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