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テーマ:好きなクラシック(2317)
カテゴリ:楽しむは音
「impressions」を聴いています。 1.フランク:プレリュード ~ プレリュード、フーガと変奏曲より 2.サティ:ジムノペディ第1番 3.フォーレ:夜想曲第2番ロ短調 4.フォーレ:夜想曲第5番変ロ長調 5.ドビュッシー:月の光 6.ドビュッシー:映像 第2集・葉ずえを渡る鐘の音 7.ドビュッシー:映像 第2集・そして月は荒寺に落ちる 8.ドビュッシー:映像 第2集・金色の魚 9.ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女 10.ラヴェル:亡き王女へのパヴァーヌ 11.サティ:ジムノペディ第3番 ご覧のとおり、すべての曲が、いわゆるフランスもの。 オールショパンでまとめた、デビューアルバムでの華々しさとは趣を異にする、穏やかでしっとりと した印象の小品集です。 じっと聴いていると、時の流れが引き伸ばされたような錯覚に陥ります。 選曲のよさが光りますね。 特筆すべきは、フォーレの5番のノクターン。 めくるめく美しい旋律の洪水に、そして、彼の手から紡ぎだされ、こぼれ、あふれる音に、しばし恋を してしまいそうな秀逸さ。心の琴線に触れる演奏です。 「きれいとか美しいとかいうだけで曲を表現したくない」という彼。 その向こうに彼が目指すものが、聴く人の心に届いた瞬間が「琴線に触れる」ことなのだと、 私は信じます。たとえそれが形のないものでも。 秋からドイツへ留学の予定の彼。ただ今、全国リサイタル・ツアー中。お近くの方は、今のうちに 是非どうぞ。 詳しくは、オフィシャルサイトへ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 7, 2008 12:14:22 AM
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