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La Vie・音楽とともに ~標高1,000mの高原だより~

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December 22, 2008
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カテゴリ:日々雑記
ここしばらく、時間だけはたっぷりあったので、本をたくさん読みました。

その中から、今日は4冊をご紹介いたします。

            パリママの24時間

               「パリママの24時間」中島さおり著

パリ在住の著者が、さまざまな境遇にありながら、仕事と家事・育児を両立している女性達を、

同じ女性の視点から活き活きと綴った最新レポート。

パリの子育て世代の女性達の、肩肘張らない営み、活気に満ちた息吹きが感じられ、また、

フランスという国の、働く女性への羨ましいほどの手厚い支援制度が垣間見えて興味深い。

人選にやや難あり(キャリア族が多いのだっ。)ですが、確実に元気をもらえる本です。



            
            ドイツの街 道具と心
 
                  「ドイツの街 道具と心」佐貫亦男著

航空工学が専門の、元東京大学教授によるドイツシリーズの中の1冊。

趣味のドイツカメラのくだりでは、「手がかかるけれど可愛いヤツ」である往年のカメラへの

情熱と愛情が伝わってきます。建築物への独自の見解も面白い。

文章全体に、大学の教授らしい表現、明治生まれの方らしい、いかめしさも感じられて、ご存命の

うちに講演会などに行きたかったなあ・・と思いました。

美しいドイツの街の写真(モノクロだけど)も豊富。




            バルトの辺の小さな学校 

             「バルトの辺の小さな学校」進藤美智子著

定年を数年後に控えた高校の女性教師が、一念発起、バルト三国のひとつ、ラトビアへ夫婦で

移り住み、現地の日本語学校で日本語を教える日々を綴った奮闘記。

手元に届いた、たった一通の手紙を頼りに、安定した生活を棒に振って言葉の通じない国へ旅立つ

潔さに脱帽!

子どもの頃、こんな先生に出会いたかった!と思わせる魅力に溢れ、また、大国ソヴィエトに

支配され、翻弄され続けたラトビアの苦悩もつぶさに伝えています。




            せせらぎのむこうに

         「せせらぎのむこうに」シーリア・ウィルキンズ著 土屋京子訳

表紙の、ヴァイオリンを弾く男の子に惹かれて借りてきた本ですが、あの「大草原の小さな家」の

キャロライン母さんを主人公にしたシリーズものなのだと、前書きを読んで知りました。

この最新作がもう5冊目。少女キャロラインと、少年チャールズが初めて出会う物語です。

そう、このヴァイオリンを弾く少年は、のちのチャールズ父さんなのです!

アメリカ開拓時代の、つつましやかな暮らしぶり、美味しそうな描写の手作りのお菓子、人々の間の

強い絆、素直で思いやりのある子ども達、厳しくも美しい自然、どこを読んでも、今の時代にもっとも

必要で大切なものを、そっと差し出しているような教訓に満ちています。



身辺いろいろありまして、まだ落ち着きませんが、ようやく戻ってまいりました。

コメントへのお返事、皆さまへのご訪問、記事の更新等、遅れることもあるかと思いますが、

どうぞ変わらぬお付き合いを、よろしくお願い申し上げます。





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Last updated  December 22, 2008 08:45:37 PM
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