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カテゴリ:日常
日付が変わって31日、大晦日。父が空港まで迎えに来てくれた。
家までの道、兄と父は車の事について話をしていた。 兄は父と同等の目線で話せることが誇らしいらしく、父もまた、兄が父の専門分野であり好きな車の事について語ることが嬉しいようだった。 途中まで会話に加わろうとしていたが、帰りの飛行機が天候不良のため非常に揺れ、急に高度を下げたようなところが合った。そのため頭痛がしていた。 邪魔しないように眺めることにした。 飛行機に対応できなかった私と、対称的に元気な兄。さらには 「腹減った~。ラーメン食って帰らん?」 この時間にまだ食う?!(兄は夕方、そばセットを二杯、ざると温そば、半親子丼を平らげていた) しかし幸いなことに日曜で美味しいラーメン屋は早く店じまいをする。私はしきりに、 「どこも開いとらんやろう。帰ってなんか食べたらええやん。」 勧めた。体調不良で胃が収縮していたから。 しかし、親父は沢山の美味しい場所を知っている。この時間でも空いている場所を見つけ、食べることになった。 最初は食欲なんて沸かなかった。しかし、経験のある人にはわかるのだが、とんこつ独特の匂いがすると、一杯ぐらいはいけそうな感じになった。 やっぱ俺も九州人やね…。 「よその人はこの匂いが駄目ちゅうて、食わん人も多いんよね。」 私にとっては美味しい匂いだが、他の地方の人は嫌う人もいるらしい。もったいない。 店はこの時間(深夜一時)と言うのに、満席に近く、しかも回転が速かった。 「皆、美味しいとこはわかっとるんやね。」 と父。関東では受けないような、チェーンでない店内。昭和の雰囲気といったら分ってもらえるだろうか。 ラーメンは美味しかった。3人とも食べているときはラーメンに集中。平らげて帰った。 ******************************* その後、2時近くに帰宅。母は起きていた。 待ちどおしかったのだろう。ラーメン屋に居るときに心配して連絡があった。 母には渡したいものがあった。 電子辞書。 年末に家電の店に行き、母の現在の状況に合った辞書を選んだ。 母の喜ぶ顔が見たかった。 母は喜んでくれた。 しかし、兄の不快を招いた。 すぐに気づき、明日にゆっくり説明するようにした。 兄も気づき、その色はすぐに消えた。上から目線で失礼だが、兄も大人になった。 ******************************************* 父は帰宅後明日の仕事のために、寝た。朝6時起き。3時間も寝れない。父はこのような生活を何年も続けてきている。 父は仕事の事で愚痴を言ったことはない。 最近、やっと親父のすごさが実感できてきた。 ******************************************** 兄は社会人になって、逆にバイタリティーあふれる人間へと変化した。 ラーメンを食ったのにこれからビールを飲もうと言う。 信じられない。元気すぎる。 しかも兄は明日、博多で大学時代の友人と飲むらしい。元日は大分の温泉に行きたいと語っていた。 私は家族四人でまったり過ごすことを想像していた。 まさに対称的。 相伴する人が誰もいないので付き合うことにした。 兄は職場では宴会部長らしい。昔から同窓会の幹事など、イベントごとをまとめるのが好きで、しかも盛り上げ上手らしい。 今度の忘年会では漫才を披露し、大好評だったことを語った。 「『あいつはどこの部署なんか?給料上げてやれ。』って冗談いわれるぐらい、好評やった。」 すごい。俺には真似できない。かなりの準備をしたのだろう。 何年前かはマジックを練習していたような気もする…。 まさに兄に合った職場環境のようだ。 兄も寝ることになり、お開きとなった。 *************************************************************** 今日の出来事を日記に書こう、と思い実家のパソコンを空けた。 重すぎる…。 主電源を長く抜いていたせいだろうか。(父母はあまりネットをしない) また、寿命なのか。(購入は2003年) とにかく何をするにしても遅い。 スキャンもかけていない。 とにかく、使える状態に持っていこう。 ということで、要らないものの整理、パソコンの手動スキャン、更新、などを行った。 4時を超えてしまった。 もう寝よう。明日もまだある。って今日だけど。 そんな前半部分。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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