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カテゴリ:日常
親孝行の形は人によって様々だ。私はそれをとやかく言うつもりはない。
元旦、兄はこの日、家族皆で大分のほうへ温泉にでもいこうという話をしていた。 兄の真意は親孝行から出たものだった。 しかし、30、31と夜更かしが続いたため、母が大きく体調を崩した。 そういえば昨日、皿洗いなどの家事手伝いを怠っていたのを反省した。 3人で説得して母を寝かしつけた後、3人で新年の挨拶を済ませ、帰宅。その帰り道に兄はコンビニに寄る。 「ポカリ買って来る。」 帰った後気づいたのだが、朝から何も食べていない。食事も取れないといっていたことを思い出した。 気が利くようになったなぁ、兄貴。 実は自分、温泉が無くなって少々安堵していた。温泉は好きだが元日から動きたくない。今回は家で家族4人でゆっくりしたい、それが望みだった。 もう少し日数が長ければ外出も可能だとは思うが実質2日の日程では厳しかった。 そこをいくと、兄貴は休み=どこかに出かける、というのがリラックスの方法らしい。 兄貴にはいつも驚かされる。 最近、リリーさんの『東京タワー』の影響を受けたのだろうか、親孝行、特に母に対して優しくなった。 高校時代、兄の反抗期はすさまじく、母を「おばちゃん」呼ばわりし、友人から 「お前、実の母親やないと?!」 と驚かれたことがあるらしい。 今は対称的に両親の誕生日に黒川温泉(九州の有名どこ)のペア旅行券をプレゼントしたり、 母が上京してきたときは車を駆って送り迎え、食事まで世話をする。 この変化がどういう考えに基づいているかは自分にははっきりとしないが、嬉しい。 私は今は社会人として生きていけるようになることがひいては親孝行になるのではないかと考え、今、踏ん張っている。 なかなか難しい。 兄貴もこういう時期があったのかもしれない。 とにかく経済面で安心させて、勉学に励んでもらいたい。 これが私の今の目標であり、形だ。 今年もまた踏ん張ろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/01/06 09:40:49 PM
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