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カテゴリ:日常
この日、同期の一人から電話がかかってきた。
私に対して「おせっかい」と言った人間の一人だ。 平日の昼間に掛かってきた。 仕事が終わった後、かけなおす。 人間としての最低限の礼儀は外したくない。 彼は一方的に喋っていた。 私は相槌を打ち早く終わることを願った。 彼の話を要約すると; ・今年は同窓会はないのか ・病が治ってきたようだから大学院に入りたいと考えている だった。 一点目は軽く流せたが、二点目は感情を抑えるのに必死だった。 猫も杓子も大学院だな…。 自分は院に入る際、ひどく悩んだ。 考え抜いた末に、やはり諦めきれず、大学院に入った。 結果として、今の状態を後悔していない。 だから軽々しく口にして欲しくなかった。 その時は帰った後、激昂していたが、今、落ち着いた状態で思う。 一歩間違えたら、自分もあのようになる。 自分は恵まれていた。環境にも、周囲も最終的には応援してくれた。 自分は運がよかっただけかもしれない。 自分の周囲には必ず「倦怠なる者」と呼べる人間がいる。 一歩間違えたら自分もこうなるという証だろう。 肝に銘じておこう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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