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カテゴリ:日常
昨日、髪を切った。
二十歳の時以来、髪は常に自分で切るようにしている。理由はいろいろある。 1.男性の髪形など、誰も気にしちゃいない。そんな所に気を使いたくない。 2.人に切られるとなんだか不満が残る。自分でやると失敗しても納得できる。 3.お金、時間が浮く。 4.切るのが以外と楽しい。ザクザクと大胆に切ったり、整えたりするとき、小学校の工作の時間のような快感を覚える。 自分で切っているというとたいてい驚かれる。しかし、中国の地方都市で留学していた人なら理解してくれると思う。 どんな髪型にされるのか、不安で仕方がない… 少し、きっかけの話を記そう。 武漢に留学中、散髪屋から出てくる人たちの髪形が一様におかしい(極度の角刈り)なのを見て、留学早々、髪を伸ばす事を決意した。 目標、金城武(不夜城)。 あの頃、アントニオ・バンデラスのデスペラートとかを見て、 「一度、あの後ろくくりがやってみたい。」 とあこがれるようになった。 しかし、短髪から伸ばそうとすると、横を整える必要が出てくる。短いのに慣れているので長くするとチクチクして気持ち悪い。 ということで髪を伸ばしている人に相談してみた。すると、 「うざくなったら時々梳きばさみで刈っているよ。これでやれば失敗することはない。」 とアドバイスをいただいた。そこで試しに自分で切ってみることにした。 下着一枚になって新聞紙の上に座り、鏡を見ながら髪をつまんで切ってゆく。摘まめない所は切らない。 あとは手の感覚で、触感を頼りに切ってゆく。 終われば即新聞紙の上で体をはたき、シャワーへ直行。これで完了。 思ったよりも簡単で楽しいことに気づいた。 これがきっかけ。 その頃から変わらず続いている。結局髪のウザさのせいでロン毛は挫折してしまった。一度やってみたかったなぁ。 いつからか、横の梳きで散切りになった部分を剃刀で整えることまで、いつからかやるようになっていた。 世に無造作ヘヤなるものが流行っていることにも、大いに助かっている。 無造作ヘヤ万歳 余談だがうちの先生が自分がこのことを話したのがきっかけでボウズになった。 アディダスのマークを入れたいなんて、ソリッドなことをおっしゃってた。 そんなわけで、私の髪形はほとんど変わらない。 先日、職場のある人からはこう言われた。 「髪型変わらないね。(まめに髪を切りに行ってるなんて、キザだな。)」 その都度、自分で切っていると答える。 その相手の反応がまたたまらなく楽しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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