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カテゴリ:書評、感想
今度、担当していただけることになった先生の学部生に対しての推薦書の中に、この本があったので、読み始める。
以前、『ローマ人の物語』を読んでおり、こちらは単行本では完結しているが、文庫本では完結していないので、発刊待ち状態。 ヴェネチア共和国についての物語。 一話から三話までを収録。誕生のお話、ヴェネチアの都市の建築構造、「海の高速道路」形成のお話、第四次十字軍遠征などの物語を収録。 『ローマ人』の時もそうだったが、この人は小説家?に属するのだろうか。とても読みやすい、丁寧な描写を展開してくれる。 図も多くて欧州史の素人でもわかりやすい。 建築の描写など味気なく感じて、戦闘の描写を生き生きと感じてしまうのは人間の性なのか。 4月で忙しくなる前に読み終わりたいなぁ。 でも味わって読みたい本なので、速読飛ばし読みはやりたくない。 ゆっくり味わって楽しもう。 海の都の物語(1) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010/03/26 01:56:01 AM
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