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『カールおじさんの空飛ぶ家』
skyさんが毎回観たがっていた映画がDVD化されたので、借りて来てみる。トイストーリーとかのスタッフ陣らしい。 内容は、子供のころから仲良しだったエリーと結婚したカール。二人はとても仲良しだった。二人の夢はいつか南米の有名な滝に冒険に出かけること。 しかし生活に追われるうちにいつしか二人は老いてしまい、エリーが先に逝ってしまう。残されたカールはエリーとの思い出が染み付いた家で暮らす日々。しかし都市開発の区画となり、立ち退かねばならないこととなってしまう。 この家を壊され、老人ホームに送られるのならいっそ…、ということで、家に風船をくくりつけ、南米の滝めざして飛び立ってしまう。 旅先では様々な冒険を越えて、たどり着き、偶然から一緒に旅をしていた子供と仲良くなり、最後は彼と戻ってめでたしめでたし? ディズニーは主人公を殺したりしない。その鉄則でもあるような気がする。『ノートルダム』でもそうだったし、どんな場合でも必ずハッピーエンドをさせる。 家が、大量の風船で浮かび上がるとき、自分は夢オチ(或いは天国オチ)を予想した。それまで現実基調だった物語が急に非現実的となって、風船の家で子供がGPS片手に南米の滝まで操作したり、じいさんがアクションスター顔負けのパワーを発揮し出したり、人間の言葉を解す賢い鳥、犬が現れたり、超科学で犬が喋れるようになったり、等など。 子供向けなのだからそういうものなのかな~。いや、むしろ子供向けだからこそ、最後は夢オチにして、実際は風船膨らませている間に倒れて、亡くなってたぐらいの現実感を出したほうがいいんじゃないかと思った。 あと出てくる子供が明らかにアジア系の移民の子、しかも裕福な子供として描かれていること。アメリカ内での変化が伺える。今までだったらこの役は白人の子供だったろうから。親が子供に構ってくれれない、そこには仕事の虫となる傾向のあるアジア系家庭を描いているように思われる。 あとはこの映画をみている層の変化だろうか?ディズニーもアジア系+アジア市場を無視することはできなくなったということだろうか? そんなことを思った。 【30%OFF!】カールじいさんの空飛ぶ家(DVD) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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