娘が美容室を辞めて 3週間が経ちました
あれ程 嫌で辞めたハズの娘ですが
早くも辞めた事を後悔しまくり状態です
挙げ句の果てには 軽~い五月病にかかっています
そう言う私も実は後悔しています
娘が辞めて後悔することは最初から分かっていたのです
美容室で働いているのに 美容師になれなくてもいい・・・
中途半端な娘は 情熱的な店のオーナーといつもぶつかりました
そのことから逃げ出したい一心で店を辞めました
でも・・・
美容室の仕事は娘に合っていました
自分の出来る シャンプーやヘアカラーに
お客さんが満足してくれると 娘はとても嬉しそうでした
どんなにへこんでもいても疲れていても絶対店を休まない娘は
情熱こそ足りないけれど 仕事は好きだったんだと思います
私はそれを知っていながら・・・
娘の辞めたい気持ちを変えることが出来ませんでした
娘の人生だからと・・・
物わかりの良い親のふりをして
本来 しなければいけない人生の道標を
私は娘に与えられなかった気がします
よく考えてみれば 私の人生の節目には
私の意見を尊重しつつも
人生の道標を与えてくれた親がいてくれたのに・・・
私は娘が店を辞めると決意した時
何が何でも止めなければいけなかったのかもしれません
それが今の私の最大の後悔となり 胸をしめつけています
でも
娘にとっても私にとっても限りある人生・・・
限りある大切な時間・・・
いつまでも後悔ばかりに費やしてはいられません
アナタが美容師を天職だったと気づいたなら
決して諦めることはないんだよ
ちょっと遠回りしたかもしれないけど
アナタが美容師になりたければ 学校で学べばいい
人は失ってから大切なモノに気づくけど
そうしなければ分からないこともあるんだね
お金のことを気にする必要は全く無いよ
それはアナタの優しさかもしれないけど
いつも私が話しているように
取り返しの出来るモノと取り返しの出来ないモノを
天秤にかけないで欲しい
何でもひとりでどうにかしようとしないで
たまには甘えて頼ってくれると嬉しいんだけどな
アナタがアナタらしく生きてくれることが
お父さんと私の いちばんの願いです