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カテゴリ:兄弟の様子

それは、何の前触れもなく、起こった・・・・・、

水曜日の夕方のコトです。 

 

バニ娘たちの散歩のために行く、いつものお山

いつものように、一番上の広場に車を止め 、

まろんは車内で寝ていたので、そのままに、めーぷるをおんぶして、

いつものように、3バニを連れて山へ入って行きました。

そして、いつものように山へ分け入り、遊んでから、

車のところへ戻りました。

 

この後・・・・・、いつもは、

バニ達を車へ乗せ、その後、子どもたちを車に乗せて出発するのです。

が、この日は、めーぷるをおんぶしていて肩が凝ったので、

バニ達と、ひとアバレしようと思い、

先にめーぷるをベビーシートに乗せ、後部座席のドアをバタン!!

そして、バニ達と遊ぶべく、ひと跳ね、ふた跳ね。

と、その時、

フッ台風とアタマをよぎった、いやぁな予感。

 

「 あれ?鍵は?車の鍵はどこだ?」

 

途端に、先ほどのめーぷるを乗せた後の自分の動作が、

ざぁぁぁ、っと走馬灯のように頭の中を駆け巡る。。。

 

「あ゛゛あ゛ぁ゛ぁぁぁ~!!車の中じゃん!!!」

や、やってしまった・・・・・・。

 

その時点で、めーぷるは車内でギャン泣き。

まろんはイマイチ状況を把握しておらず、

車中のドアを引っ張ったり、窓をたたいたりする母を、ポカンと眺めています。

 

私  「落ち着け落ち着け・・・。なにかいい方法はないか・・・・」

無意識にポケットに手を突っ込むと、指先に触ったのは、

アポロチョコの小さな箱。

「よし、コレを食べて落ち着けば、なにかいいアイディアが浮かぶかも」

ガバッ!っとチョコを口に放り込むものの、

特に、落ち着くでもなく、いいアイディアが浮かぶでもなく。

(当たり前か!!) 

 ギャンギャン泣く、車内のめーぷるを目の前に、

そして、せまり来る夕闇を背後に、悩みます。

 

下の民家に、電話を借りに行かなければいけない。

(帰る間際だったので、むろん、携帯も車の中。

ま、携帯を持っていても、どうせ電波が届かなかったんだけど) 

でも、車内の子どもたちが心配。

(万が一にも、泣きまくってベビーシートの中でもがいているめーぷるの首に、

ないとは思うけど、でも、万が一、その首にヒモが巻きついたら・・・、

なんて思うと、心配でたまりません。) 

だから、できれば、ここを離れたくない。

でも、このまま外で待っていても、こんな時間にこんなトコロ、

ゼッタイ誰も来ない。

 

そうしているうちにも、”秋のつるべ落とし”、刻一刻と、 夕闇が迫っています。

真っ暗になってからでは、助けを呼びに行くものタイヘンだ。 

 

母は決断しました。

「よし!走れば、30分、長くても40分で行って帰ってこれるかも。。。行くぞ!!」

 

母は走る!!下り坂を走る!!

平常心だったら、フツーは走ろうと思わないような道を、距離を、走るスニーカースニーカー

体中の肉の揺れを感じながら・・・・・・。 

そこへ、ついてくるバニ3匹。

バニ達の顔は、「かぁちゃん今度はどこ行くの?あたしらも行く行くぅ」 うっしっし

とばかりにウレシそう雫

 

夢中なので疲れは感じません。

着いた民家で、無事、電話を借り、無事、仕事中の夫に助けを求めます。

(夫の職場は車で4,50分)

ここで、JAFとか、鍵の110番に電話すればいいじゃぁん、と思った方、

あっまぁぁぁい!!

場所は市内でも田舎のイナカ。そのまた山の中。

誰が来ても、時間はだいたい同じ、というような場所なのです。

29年の人生の中で、JAFを3回も呼んだ経験のある私が言うのだから、

マチガイナイパンチ

 

さて、帰り道。

さすがに、上り坂はキツイ。

走りたくても足が回りません。

行きに走り続けたせいで、ひざ上はすでにガクガクし始めています。

 なんとか、車に着くと、暗闇にうかぶ車の中からは、

スゴイ大音量の泣き声大合唱。

まろんもギャンギャン泣いています。

 母にはどうすることもできません。

時計もないので、時間も全く分かりません。

空の暗くなる様子で判断しながら、待つこと待つこと・・・・・・。

すると、車が一台。

電話を借りた家の若奥さんが、心配して懐中電灯を持ってきてくれました。

懐中電灯で車内を照らすと、まろんも少し落ち着きます。

そのうち・・・・・、

泣きつかれたのか、めーぷるが眠りにつき、

まろんが眠りにつき・・・・・・。

闇夜に静寂が訪れます。

聞こえるのは、バニ娘たちの息遣い。

これがまた、闇夜に響いて怖いんだ失敗

それでも、バニ達がいたから、外で待つことができたけど、

これが、もし自分ひとりだったら、かなり怖かったと思います。。。

 

待つこと待つこと・・・・・、多分1時間半くらい。

下の道から響く、ババババババ、とは、聞き覚えのあるバイクの音。

ついに助けが来たぞぉぉぉ泣き笑い

時計がなかったので、遅い、とかは感じなかったのだけれど、

夫曰く、

「突然、明日から泊まりの出張の予定が入って、準備があって

すぐに帰れなかった」と。

 

ま、何はともあれ、7時半過ぎ、無事、家に帰ることができました。

体は冷え切り、足はガクガク、体中を筋肉疲労の痛みが駆け巡ります。

 

さて、次の日、

 

筋肉痛が襲う覚悟をしていたけれども、まだ、痛みは筋肉疲労のレベル。

その痛みは、徐々に徐々に、夕方前くらいから筋肉痛に変わっていきました。

夕方、ありとあらゆる場所を筋肉痛が駆け巡り、

ついに動けなくなり、布団の中へ・・・・・。

 

極限状態、

それは、鍵を閉じ込めてしまったことを悟った時の精神状態でもなく、

走りに走った、その時の状態でもなく、

ギャン泣きをする、子どもたちを心配する時の精神状態でもなく、

全身のワタシの肉の状態でした。

 

 

それにしても、子どもを車中においたまま、

鍵を車内に置き忘れる母親がどこにいますかね?

 

・・・・・・・

ハイ、ここにいます雫

 

 

真夏の真昼間とかでなくてよかった。

ま、何かあったら、窓をぶち破る覚悟で、

大きめの石を探しておいたけれど。。。

 

 たぶん、今回のコトは、今までで一番の、史上最悪のポカでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 






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最終更新日  2007年10月26日 23時45分51秒
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