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日曜日なのに、珍しく早起きした。今日は試験だから、早く起きるしかなかっただけだけど。身支度する間テレビをつけた。
午前6時30分。テレビ朝日の「いきいき!夢キラリ」という番組。 3年前、瀬戸内の島で23歳の若さで訪問ヘルパーステーションの会社を作った2人の女性が主人公。一度は都会の福祉施設で働いていたが、「介護することがいつしか作業になっている」ことに気づき、理想とする介護を目指す為に自分たちの会社を作って奮闘している。会社設立のために借りた資金の返済の目処もたち、次の目標は独居老人が多いこの地に福祉施設をつくること。 一人の彼女の言葉が特に印象に残った。「老人福祉が私にとって天職なんです!これからもずっと続けていきたいです」と。ジーンとした。素直に羨ましかった。 ふと、約10年前に観た『New York Stories』という映画の第1話を思い出した。プレコル・ハルムの青い影の曲がバックに流れていた。ある画家のところに若い女性が弟子として学んでいた。 ある日、彼女が「私に才能があるのかないのか教えて欲しい。才能がないのに続けていたら、それは私にとって、時間の無駄になるから」と涙ながらに画家に訴える。 すると、画家は「才能のあるなしは関係ない。僕には、これしかないからやっているだけだ。そう思えるかどうかだ」と。その後、彼女は彼のもとを去る。 これしかない!と決めるには、覚悟がいる。ある意味、自分自身と向き合うことに通じているのかもしれない。まだ、私はこれしかない!と断言できる勇気はないが、少なくともそう思って歩き始めている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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