銀座マリー、『自立を目指す』の巻

　とうとう女性起業塾が始まった。

　３時間ずっと緊張したままの状態だった。初日だから･･･というのも一つの理由だけれど、経沢社長が「今日会って見て、何だ、普通の人じゃんと皆思ったと思うけど」と話していたが、「違うじゃん！」と私は内心思ったためかもしれない。

　やはり経沢さんは、普通の人ではないのである。成功している経営者は、普通でなないし、普通ではなれないと確信した。

　この塾に通うきっかけは、昨年１１月の日経ＮＪセミナーだった。その時、経沢さんの講演を聞いて、「私でも会社を作ることができる。経営者になれるぞ！」と勇気づけられたからだった。

　しかし、初日でわかったことは、「私は甘かった」こと。あの講演会は、本で例えると序章だったことを知る。

　改めて、あの講演会の仕掛け方は、上手いと思った。この甘ちゃんな私を、その気にさせたのだから。まんまと乗ってしまった私は、起業家になるレールをこれから下車することなく進みたい、いや、進むぞ！と決意した１日であった。