【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

銀座マリー、『自立を目指す』の巻

銀座マリー、『自立を目指す』の巻

フリーページ

2005年02月14日
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
 私は、カッコよく生きているシニアの人たちが大好きです。だから、おしゃれな介護・福祉の会社を作りたいと思っています。

 私の専攻は、日本語で言えば「老人福祉」だけれど、正確には『Human Services』と言います。このネーミングに引かれて選んだのも事実です。卒業するのに、5年もかかったことも事実。

 学生最後の年に、非営利の総合老人施設にて、ケースマネージャーについてインターンシップをさせてもらいました。特に、リタイアメントホームを中心に。

 そのホームで、Miss Ruth というカッコイイ92歳の女性と出会ったのです。彼女は、宣教師としてインドで布教活動もしていた教師でした。教師引退後は、牧場を経営していたのですが、1人での生活が困難となったため、入所されました。

 あまりアクティビティーに参加されないので、私が毎日のようにお部屋に伺い、おしゃべりするようになりました。

 ある日、

私が「Ruth、あなたは本当に自律した女性ですね」話すと、

Ruthは「自律しているとは言えないわ。だって、カフェテリアに行くのにも、1人では行けないでしょ。だれかの手助けが必要なのだから」と。

私「でも経済的にも精神的にも自立しているわ、あなたは」

 突然、Ruthは大きく口を開けて「奥の方を見てみて」と。覗き込むと、奥歯に近い歯茎に大きな腫瘍が見つかった。

私「ええ~、大変!医者には見せたの?痛みはないの?」と

Ruth「ちゃんと見せたわよ。悪性の腫瘍ではないから、大丈夫だって言われたわ」

Ruth「人を理解するという行為は、相手の口の中を覗き込むぐらい難しいことだと思う。そして、それをどう感じて捉えるのかは相手によっても違うものなの」と。

 このエピソードから、もう十年近く経ってしまったけれど、色あせることはない。

 年を重ねること、美しく年月を重ねることは素晴らしい!と思い続けている。だから、これからも素敵なシニアの方々と出会いたい。そして、私にできることを見つけたい!





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2005年02月14日 22時57分27秒
コメント(0) | コメントを書く


PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

銀座マリー

銀座マリー

お気に入りブログ

私のがんばれ日記 クロサンドYさん
渋谷の女しゃちょう… apple127さん
島唄の楽園万華鏡@… 島パラさん
シエル サクラ 2002さん

コメント新着

 @ New!
 どぴゅ@ みんなホントにオナ鑑だけなの? 相互オナって約束だったけど、いざとなる…
 ボーボー侍@ 脇コキって言うねんな(爆笑) 前に言うてた奥さんな、オレのズボン脱が…
 リナ@ 今日は苺ぱんちゅ http://kuri.backblack.net/kp4881x/ 今…
 通な俺@ 愛 液ごちそうたまでしたw http://hiru.kamerock.net/rxvw7fi/ フ○…

© Rakuten Group, Inc.