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テーマ:今日の出来事(292863)
カテゴリ:学び
久しぶりに、「介護のプロ」である友人と会った。
その友人との出会いは、有料老人ホームの立上げの仕事をしている時。 業務プログラムの作成において、彼女からは多くを教えてもらった。 一般の会社員と違い、彼女達の勤務は、早番・日勤・遅番・夜勤というシフト制になっている。だから、担当勤務の連携が大切となる。 その担当業務内容と流れをまとめたものが、業務プログラム。 また、入居者の数・身体状態の変化に合わせて、何度も改訂する。 その業務プログラムで上手く動けなくなった場合は「何が問題なのか?」を洗い出す。例えば、身体介護フロアでは、重度の方が多くなってきたので、食事介助の人手が足りないなど。 運営サイドと現場サイドで会議を持ち、問題点について話し合う。検討して、改訂して実行する。という繰り返しの作業がある。 その時、介護のプロである彼女には助けられた。 なぜなら、多くのスタッフは「スタッフの数を増やして!」と。 でも、彼女は、経営の現状も理解しているし、かつ介護職としてのプライドがあり「私達はプロなんだからさ、今の体制でできる事をまず考えようよ!」と提案してくれるのである。すると、多くのスタッフも賛同してくれる。 その頼りになる彼女と話していて、 「ありがとう」の威力をまざまざと知る。 なぜこの仕事を選んだの?と介護スタッフに聞くと、多くは「ありがとう」と利用者さん・入居者さんから言われるのが嬉しくて、と答えていた。 その彼女も入居者さんから「あんたが一番やわ!」と言われる瞬間。それは何とも嬉しい言葉だそうだ。(認知症の人だと「あんた」と「○○さん」という名前が結びつかないのが歯がゆいらしいが。。。) また、ご家族からの手紙・ノートに「このホームに親を入れてよかった」と書かれているのを読むと、「よしっ!入居している人たちをもっと幸せにするぞ!」と思うそうだ。(○○さん、いつもよくしてもらって。という言葉を事務所で話してよ~と内心思っているらしいが。。。) 今日は、改めて「ありがとう」のもつエネルギーを受け取った。 別れ際に、Sさんが「応援しているから。寮母が必要になったら、言ってよ!」 「ありがとう」 そして、これからもよろしく! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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