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カテゴリ:起業に関して
リチャート・コッチ著の『人生を変える 80対20の法則』を読む。
神田昌典氏の著書で参考文献として紹介されていたので、ビジネス書だと思って読んでいると、自己啓発の趣も併せもっている。 『世界の自己啓発50の名著』でも紹介されているので、当然ですね。 最初に「80対20の法則がどう働いているのか考えてみよう」とこの本は語りかける。 80対20の法則を理解した上で、仕事・ライススタイルに活かす方法を考えてみようとも。 例えば、成し遂げる仕事の80%、味わう幸福の80%は、使える時間の20%が与えてくれるものだから。 価値あるものは、自己実現によってしかうまれない。 時間管理術が注目されているが、 時間をどう使うか?を考えることは=どういう人生を送りたいのか?ということだよ。 時間管理ばかりに気を取られるのではなく、意識改革も必要だと。 また、自分が本当にやりたいことをしよう!好きなことをしよう!と応援してくれる。 自分が楽しいと思う価値の高い活動に使う時間を増やそう!と。 でも、自分が楽しければそれでいいの?一人で何でもできるの?と問いかけてみると、 他者との関係は、我々が何者であるか、何者になりうるかを見定めるのに役立つ ものだと答えてくれる。 起業家を目指す人達に向けて、「80対20の世界で成功する10の鉄則」を捧げます(本文より抜粋)。 1.小さな隙間に特化し、これだけは誰にも負けないという能力を磨く 2.仕事をするのが楽しい隙間、第一人者として認められる確立が高い隙間を選ぶ 3.知識が力であることを肝に銘じる 4.自分の市場、核になる顧客をみつけだし、その顧客に最善のサービスを提供する 5.80%の成果をもたらす20%の努力とは何かを考える 6.超一流の人から学ぶ 7.早いうちに独立する 8.価値を創造できる人間をできるだけ多く雇う 9.核となるもの以外はすべて外部に委託する 10.資本のテコの作用を利用する 以上の10ヶ条を味わって読んでいると、 ライブドアの堀江社長が、「起業はマイナーリーグのようなもの。 だから、どんどん皆が参入すればいいのに」と話していた内容の意味が少し理解できた。 また、経営コンサルタントさんに、事業計画について相談していると、 「本一冊書ける?それぐらい専門知識がないと駄目よ!」と言われたことも思い出した。 そして、専門性をもっと磨くぞ!と心に誓った。 最後に、「幸福への7つの手引き」(最終章)で引用されていた言葉を拝借。 アリストテレス曰く「人間が為すことはすべて、幸福になるのが目的である」と。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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