カテゴリ:No Music.No Life!
心に引っかかって離れなくなる歌声に出会うときがある。 トゲトゲの草の実が、セーターにくっついて離れないように、 知らずに通り過ぎたつもりが、 心の中にぐっと深く入り込んでしまうような歌声。 TOYOTAのヴィッツ(宮沢りえが子豚を抱いてる、車のCM)の CMを始めてみたときもそんな感じだった。 ♪Sunday morning rain is fallin' the ~♪ うわっ、今の歌、誰?誰? そこには、Maroon5と記されていた。 それからTVでかかるたび、どきっとして、画面に目をやってしまう。 そんな繰り返しを続けていて、ようやく最近になってMaroon5のアルバムを 聴くことができた。 すごく、いい。 LA出身の若いバンドというのには驚いたが、 アメリカの大人向けの曲を専門にかけるラジオ局で、頻繁にオンエアされ、 全米で人気が出たというのは、なかなかアメリカ人の耳も捨てたものじゃないなと思ったりして。。 ストレートなパワーロックあり、ジャズテイストあり、 バンドとしてのサウンドの力も十分だし、 とても20代の若者たちとは思えない音作り。 そして何よりも私が惚れこんでるのがボーカルの声。。 高いところで少しハスキーになる、 乾いてざらっとした手触りを感じる歌声。 こういう声には、ものすごく弱い。 イーグルスのドン・ヘンリーや、フェイセス時代~直後ぐらいの ロッド・スチュワート、 そしてエリック・マーティン(MR.BIG)、クリス・ロビンソン(Black Crowse)など、 どこかの店頭で流れたり、TVからふいに流れ出たりしても、 体の動きがぴたっと止まって、全身を耳にしてしまうような声。 先週までは、OASISばかり聞いていたけど、 しばらくMaroon5漬けになりそうな予感です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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