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テーマ:「陶器」でTALK♪(451)
カテゴリ:日本の旅
夫が仕事で熱海に出かけるのに合わせ、わたしも出かけて半日ひとりで楽しんで、お夕食は夫を招いてくれた方にご馳走になりました。
家が品川なので、熱海って行くのも気軽で近くていいかも。 MOA美術館と、海が見える温泉の露天風呂をのんびり楽しみました。 MOAは、江戸時代の「鍋島焼」を年代順に並べて見せてくれていました。 「鍋島」は佐賀県の大川内山で作られる焼き物のこと。有田(産地)というか伊万里(出荷した港)とほぼ同一地域なわけですが、有田が国内外の消費者向けの窯だったのと違って、鍋島藩お抱えの御用窯。その技術は門外不出の秘窯でした。 先月九州に行った際に、有田へ立ち寄って佐賀県立九州陶磁文化館に行ってそれなりに楽しんできたのだけれど、そこの名品はちょうど熱海へ出張中ということで、MOAの方がいいもの多数とりそろえ、非常に見やすく展示してあって、もう見るもの見るもの楽しくてひとり興奮しました。鍋島は、意匠が非常に大胆でリズミカルなのに惹かれます。 藩の御用ということは、外様である鍋島藩は、江戸へ献上する目的で陶磁器を焼かせるわけで、結局名品は出土からして、佐賀より江戸周辺が多いのですね。九州で出るのは、一緒に焼かれて、献上品には選ばれなかった同じデザインの少し出来の悪い皿だったりするわけで・・・。 天気もよくて、美術館から見える景色も気持ちよく、熱海、ちょくちょく行きたくなりました。 そうそう、ごちそうになったお寿司もたいへんおいしゅうございました。 すし処 美旨(みよし) マダムが長崎出身ということで、これまたたいへんな焼き物好き。器談義で盛り上がりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年02月09日 11時46分37秒
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