女将さんは昨日までの「淋しい病」から復活しました

一カ月後、カズ君はまた帰ってきますので、きっと益々大きく成長していることでしょう

重くなったカズ君をいっぱい抱っこ出来るように女将さんは体力を付けるよう筋トレします



さて、カズ君の両親の「こんなはずじゃなかった・・・トホホ」の巻です



２月２１日午後カズ君を迎えにやってきたヒロお父さんはビデオを片手に、

アキお母さんとカズ君の７週間ぶりの「涙の対面」をしっかりビデオに収めようと

玄関を開ける所からカメラを回しています



この世紀の瞬間を見逃すまいと、女将さんと大女将は、今や遅しと待っていました。

カズが両親に逢った時の反応を想像して・・どういう顔をするかな？・なんて言うかな？

と家族中が興味津々

でしたので、絶対に何があってもこの瞬間を見逃したくないという気持ちです。



この日、朝から口の軽い女将さんはカズ君に「今日は何か良い事あるかもね！」

を連呼し自分が一番この瞬間を楽しみにウキウキしていました



「ただいま～」と入ってきたアキお母さんを見た瞬間のカズ君は・・・

だれかな？だれだっけ？の女将さんば～ばの問いかけに

カズ君は「だれだっけ？・・・・・」

この言葉に、この場所の空気が凍ってしまいました




一番ショックだったのは、カズ君の両親です

「お母さんだよ」と差し出した抱っこの手に、少々戸惑ってヒイおばあちゃんの後ろに隠れよ

うとするしぐさです

その場にいた皆は焦ってしまい、

一同口々にジイジは？おばあちゃんは？の問いかけの流れで

「お母さんは？」・・・・を繰り返し２回目で、やっと「お母シャン」と言い、

一同ホットした次第です。



後でカズ君がバ～バにそっと話してくれました。

「ぼく、毎日が楽しくてお家には大好きなジイジとバ～バとりえちゃん・サトちゃんと

がいて毎日お歌を歌ったり「ズンドコきよし」を踊ったり


会社に行くと大きな重機に乗ったかっこいいジイジや

机の引き出しには見たことのない宝物

や鉢植えのお花・・・と色々と珍しい物ばかり

あるし、お仕事のお手伝い？もして、保育園と同じくらい楽しくて、

つい「お母シャンとお父シャン」の事を忘れちゃったの。

でも何か淋しい気持ちになるのはお母シャンとお父シャンがいないからだったんだね」

ですって。







でもやはり親子です。思い出してからは甘えっぱなしのカズ君でした。

あ～良かった