札幌市北区○ちゃん(まるちゃん)卓球場

毎年10月に入るとラジオから必ずダークダックスの「小さい秋」という曲が流れる。

秋という季節の代名詞が「小さい秋」という曲なんだろうな。

卓球の試合の体育館の中は選手の雄たけびの声、関係者の応援の声援などで充満している。

それが、体育館を一歩外に出てみると、道に歩いている人たちは体育館の中のことなど無関心。

体育館の中でたった今まで興奮状態だった頭と体が、たった一歩体育館の外に出るや冷静に戻れることが面白い。

スポーツの世界って、その関係者にとってはものすごく重要なことであっても、興味のない人にとっては所詮他人事。

大谷５４本！、とか新聞・テレビで毎日のように大々的に報じるが、あれは新聞を売るためであり、テレビの視聴率を上げるための題材に過ぎない。

スポーツには「功罪」の２面性があると感じる。

罪という面では選手に過度な期待をかけて、マラソンの円谷選手のような悲劇を呼ぶこと。

「甲子園球児」という美名のもとに、日本の暑い夏場にトーナメントを行い、連戦での故障の選手さえ「美談」で覆い隠してしまうのが新聞・テレビである。

功の方は人それぞれでいいと思う。

結局スポーツの世界での勝利とは「相手の幸せを奪う」ことでしかない。

これは、市町村レベルでもオリンピックでも同じである。

勝利した人は「歓喜」、敗れた人は「…」

明と暗である。

だからこそ、勝った人には負けた人への敬意が必要だと思うのだが。

伊藤繁雄さんとシェラー選手の決勝戦で、伊藤選手が優勝を決めたポイントを取ると、伊藤選手が軽やかな足取りでシェラー選手に歩み寄りがっちりと握手を交わすシーンを動画で拝見しましたが、「いいシーンだなぁ」と感じました。

11月は加盟団、余市町と旭川市で小学生の試合があります。

双子ちゃんの「実戦投入」はまだ先かなぁ。

ロングサーブだけ教えて１月の道新杯という手もありますが、焦らずじっくりと力をためる手もありますよね。

釧路ワンスターの難波さん、小川さん、速水さん、みんな打つ姿勢が良くて素晴らしい。

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札幌市北区○ちゃん卓球場（北区北３２条西１０丁目２－１０）

山田和彦　　℡　０９０－７５１０－９４６４