そうだ、葉っぱを売ろう　
葉っぱビジネス　横石知二

今朝　早朝（AM 04:00）

ラジオ深夜便

〔こころの時代〕
みんなで夢の種をまこう
特産品会社副社長
徳島県上勝町　横石知二さん

のお話を　偶然　聞きました。


横石知二さんは

以前　ご紹介したことのある

高齢化して衰退化した

老人の暮らす　過疎の村を

葉っぱビジネス

で・・・活気ある村に　再生させた方です。



当時、農協に勤めていた

横石知二さんは

「葉っぱビジネス」を　考えた時

地域のお年寄りの農家に訪問して

山に沢山ある「葉っぱ」が

「お金」になりますょ・・・と言って回ったそうです。


すると　あるお年寄りから

横石さん　あんた

「葉っぱ」を　お金にするのは

キツネか狸だけだょ・・・と笑われたそうです。(*^o^笑)



また

「葉っぱビジネス」を始めた当初は

ぜんぜん・・・売れなかったそうです。(;^_^汗･･


なぜなら・・・「葉っぱ」であれば

何でも売れると　勘違いしていたからだそうです。


その研究の為　自腹を切って
（当時給料８万円の時に２万円の会席料理を食べ歩く）



東京の高級料亭に　何度も足を運び

「料亭のニーズ＝需要」にあった

季節ごとの「葉っぱ」のニーズを

つかんでいったそうです。


すると　少しづつ注文が入るようになり

後は口コミで　加速度がつき

「葉っぱビジネス」は　大成功しました。


最初は笑って　相手にもしなかった農家のお年寄りが

今では　老人パワーを競って　

葉っぱの争奪戦を展開しているそうです。


横石さん曰く

この老人パワーを引き出すための仕組みに

各農家にＦＡＸやパソコンを設置して


「株式会社いろどり」＝葉っぱビジネス本部から

全農家に　一斉に「指定した葉っぱ」の注文を発信。


一番最初に注文に応じた農家に　納品の権利が与えられるそうです。
（但し、品質の検査も厳しく、粗悪品は納品を拒否するそうです）

また、各、老人の月間　売り上げグラフも公表して
競争意識を促しているそうです。ヾ(--;)ぉぃぉぃ


※ＦＡＸやパソコンの導入には最初、誰もが無理だと思ったそうです。
（老人にＩＴ機器が操作できるはずが無い＝思い込み）
しかし、横石さんはお年寄りでも簡単に操作できる方法を考え
今では、みんなが先を争って、パソコンの前で発信される注文を
待っているそうです。

　
話の最後に　横石さんは　こんな事を言っておられました。

「チャンスは何時・何処にでもある

ただ　それに気付くか？　気付かないか？

行動を起こすか？　起こさないか？

考える事は　楽しい～♪　また　

考えた事が成功するのは　更に楽しい～♪」

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