道徳教育 広島障害者能力開発校
ドクタースミスという外科医の話
昨日、まるちゃん(私)の通う
「広島障害者能力開発校」で
鈴木一則 校長先生による道徳の特別授業がありました。
校長先生の授業内容を要約すると
人間は人それぞれに長所・短所があるが、他人の短所(悪いところ)は
長所(良いところ)に置き換えて解釈し、差別や偏見を持たずに
お互いに助け合って、よりよい訓練に励んで下さい。
と言うような感じのお話でした。
また、授業の冒頭 校長先生が「チョーリップの花」の歌を独唱され
チョーリップの花言葉=「博愛・思いやり」の精神を語られました。
そして、最後に我々訓練生に
「ドクタースミスという外科医の話」をされました。
ドクター・スミスは、アメリカのコロラド州立病院に勤務する腕利きの外科医です。仕事中は、常に冷静沈着、大胆かつ慎重で、難しい手術も手掛けると同時に、地元の市長からも、とても厚い信頼を得ています。
そのドクター・スミスが夜勤をしていたある日、緊急外来の電話が鳴りました。交通事故のケガ人を救急車で運び込むので、緊急手術をしてほしいという電話です。父親が息子と一緒にドライブ中、ハンドル操作を誤り谷へ転落、車は大破、父親は即死、子どもは重体だと救急隊員は告げました。
20分後、重体の子どもが病院に運び込まれてきました。その顔を見て、ドクター・スミスはアッと驚き、茫然自失、つまり頭の中が真っ白になりました。その子は、ドクター・スミスの息子だったのです。
さて、問題は交通事故にあったその父と子とドクター・スミスはどんな関係かということです。その関係を答えて下さい。との事でした。
結構、有名な話のようなので、ここでは答えを差し控えますが
校長先生がこの話を通じて、我々訓練生に言いたかった事は
人間は「思い込み=偏見」を持ちやすい動物なので注意するように
との教えだつたようです。(とても良い授業でした。)
追伸
只、残念な事に校長先生の話とは対照的に、この訓練校の中に訓練生を偏見の眼差しで軽視・差別し、精神的ダメージを訓練生に与える陰湿なイジメをする、一部の職員がいる実態に強い憤りを感じています。
(老婆心ながら、訓練校職員の道徳教育にも力を入れて頂きたいと思います。)
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