卒園
ふーさんの幼稚園の卒園式が終わりました。卒園式で、卒園児を代表して、ふーさんが答辞のスピーチをしました。ふーさんの幼稚園では、答辞の原稿は教員が用意してくれるのではなく、親が作成するのです。4週間前に、答辞役がふーさんに決まり、そこから私の苦闘の日々が・・・。難しかったです。下書きを書いても書いても、うまく書けず・・・。幼稚園側からは、この1年の世界や日本の情勢等の時事的なことも入れてほしい。幼稚園で今年度新たに取り組んだことなども入れてほしい。・・・との要請があり、それらを組み込むのがなんともやっかいで。どうしたって、幼稚園児の答辞で世界情勢は不自然でしょう・・・。ま、そこはむりやりおしこみ、幼稚園児が使っても違和感のないやさしい言葉で、時候のあいさつからはじまって、昨年の世界の出来事とからめて幼稚園生活や各行事の思い出、先生方への謝辞、両親への思い、小学校生活に対する抱負・・・、などなど。で、完成した原稿を今月からふーさんは毎朝、幼稚園に行く前に練習しました。本番では、ぱたぱた折りたたむ和紙に書いた(印刷した)原稿を読むことになっていましたが、ふーさん、その原稿をすべて暗記してしまいました。1000字近い長い原稿です。卒園式本番でも、原稿をまったく見ないで、見事にスピーチできました。入園時幼かったふーさんの成長ぶりをまのあたりにし、父母席で見ていた私は、不覚にも涙がとまりませんでした。