カテゴリ:IPOその他
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日本証券協会より個人投資家へのIPOの各証券会社の配分が載っています。 詳しくはこちらをご覧下さい。 http://www.jsda.or.jp/html/toukei/shinkikoukai/index.html これによると個人投資家への配分枚数と完全抽選の割り当て数とと抽選以外の割り当て数が証券会社及び銘柄ごとに分かるようになっています。 そこでここから代表的なネット証券の配分状況をピックアップしてみました。 ■Eトレード (ネットエイジグループ)Eトレ主幹事案件 引き受け数:2588枚 個人投資家への配分数:1436枚 完全抽選分:1005枚 抽選以外分:431枚 (ゴメスコンサルティング)Eトレ副幹事案件 引き受け数:525枚 個人投資家への配分数:292枚 完全抽選分:204枚 抽選以外分:88枚 (インタースペース) 引き受け数:120枚 個人投資家への配分数:67枚 (ミクシィ) 引き受け数:66枚 個人投資家への配分数:55枚 ●主幹事のネットエイジ、副幹事のゴメス、平幹事だが引き受けの比較的多いインタースペースについては全引き受けの6割程度しか個人に回っていないようでした。一方ミクシィのような引き受け極小銘柄は8割程度が個人に回っているようです。(8割りは一般的に言われている数字?)但し銘柄ごとにバラツキ有です。このばらつきは機関投資家の需要動向などが影響しているのでしょうか?またEトレの抽選以外の配分とはポイント上位者への配分と思われます。 ■マネックス証券 (アルク) 引き受け数:210枚 個人投資家への配分数:185枚 (メディア工房) 引き受け数:76枚 個人投資家への配分数:53枚 (メディカルケアサービス) 引き受け数:45枚 個人投資家への配分数:45枚 (アルファクスフードシステム) 引き受け数:84枚 個人投資家への配分数:84枚 ●マネックスの場合、8割程度は個人に回っているようです。アルファクスフードシステムなどは引き受け全数が個人に回っていました。唯昨年の主幹事案件の比較コムやマルマエなどはデータが無かったため一概にEトレと有意差があるとはこのデータだけでは言い切れません。 ■オリックス証券 (インタースペース) 引き受け数:60枚 個人投資家への配分数:48枚 (インフォマート) 引き受け数:180枚 個人投資家への配分数:155枚 (ネットエイジグループ) 引き受け数:53枚 個人投資家への配分数:42枚 ●オリックスもマネックスと同様8割程度が個人に回っているようです。 ■楽天証券 (インタースペース) 引き受け数:60枚 個人投資家への配分数:48枚 (ゴメスコンサルティング) 引き受け数:15枚 個人投資家への配分数:12枚 (ネットエイジグループ) 引き受け数:53枚 個人投資家への配分数:42枚 ●こちらも8割り程度が個人に配分されているようです。但しバリオセキュアなどの主幹事案件のデータはありませんでした。 ■カブドットコム (ミクシィ)正規幹事 引き受け数:66枚 個人投資家への配分数:50枚 (アルファクスフードシステム)親会社三菱UFJからの委託販売 三菱UFJの引き受け数:2126枚 個人投資家への配分数:15枚 ●ミクシィのような正規の幹事にはいると8割程度が個人に回るようですが三菱UFJからの委託の場合、親会社の引き受けの1%にも満ちませんでした。今は三菱の平幹事の委託も引き受けていますが配分が極めて少ない可能性大です。(数枚程度?)今後の参考になると思います。 ■ジョインベスト証券 (日本和装ホールディングス)親会社野村からの委託販売 野村の引き受け数:9600枚 個人投資家への配分数:50枚 (ジェイエイシージャパン)親会社野村からの委託販売 野村の引き受け数:7490枚 個人投資家への配分数:40枚 ●こちらもカブコム同様、配分は親会社野村の1%以下です。5~10%程度はあるのではと考えていましたが甘すぎたようです。 ●一般的に印象の良いマネやオリはEトレよりも当選しやすいことが数字で確認できました。Eトレに配分が多いときでも当選報告が少ないのはこれが一因だと思われます。また子会社系証券会社へのブック参加スタンスはちょっと見直す必要もありそうでした。 ●これ以外にも店頭系の証券会社の詳細配分も載っているので分析すれば有益な情報となりそうです。時間がありませんが。。。聞いたことの無い会社もたくさん載っていました。これらは委託した場合の話だと思われますが意外と穴場なのかもしれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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