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テーマ:海外のナース(81)
カテゴリ:看護
今日はTAFEコースの山場である看護実習のために、ナーシングホーム(養護老人ホームのようなところ)に面接に行ってきました。 実習は40時間でそのうち夜(だいたい午後2時から夜10時ぐらいまで)のシフトを2回経験することになっています。実習先は自分で探さなくてはなりません。と言うわけで、住んでいるところから車で5分、歩いて15~20分位で、通うのにとても便利なところにあるナーシングホームに決めました。入居されている高齢者は約50人ほどで、「High care(介護度が高い)」というカテゴリーに属する方が多いようです。電話でアポイントメント(面接の約束)をとった時には、スタッフの応対がとても良かったので、それだけでこのホームで働いてみたいなと第一印象を持ちました。
実際に行ってみると、庭で10~20人ぐらいの入居者の方々がお茶を飲みながら日向ぼっこをしていました。初めて会う私に笑顔を見せてくれる人や声をかけてくれる人もいて、面接前の緊張をほどいてくれました。スタッフと入居者の関わりの様子も穏やかで、働くには私の望む良い環境だと思いました。看護部長の部屋が分からず、近くのスタッフに尋ねると、快く案内してくださり安心しました。 副看護部長のにあたる男性の方が面接をしてくれました。英語のままならない私の話を一生懸命聞いてくださって、快く実習を引き受けてくれることになりました。この副看護部長さん、とってもEasy Goingな人(気さくな人)で、「学校がない平日はいつでも来ていいから。担当者を手配しておく必要があるから前日に連絡さえくれればいいよ。」と言ってくれました。日本のこともいくらか知っていて、「名前は苗字から書くんだよね」、とか「長野は冬のオリンピックがあったね、シドニーとはオリンピックつながりだ」といってくれたりしたので、緊張せずに話が出来ました。面接はあっという間に終わり、TAFEに提出する書類にサインをもらって帰ってきました。 実はこのナーシングホームに決める前に、他の2つのナーシングホームに電話をして折り合ってみたのですが、一つは断られ、もう一つは看護部長と連絡が取れず1週間待ってもはっきりしないのであきらめたのでした。今日行ってきたナーシングホームでは受け入れてもらえるだろうかととても不安だったので、副看護部長さんの意外な対応に拍子抜けしました。何はともあれ実習の場所が決まって一安心です。早く実習に行きたいな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004年11月19日 00時52分06秒
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