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テーマ:今日の出来事(291738)
カテゴリ:オーストラリア
最近知人の紹介でチャイルドケアの仕事をしています。
病気などのため身体または精神発達遅延のある子供達の通う学校で教師のお手伝い「ティーチャーズエイド」です。1クラス生徒が約6人ほどで、教師1人、助手が2人です。生徒の中には注意集中障害、自閉症、ダウン症などの子供たちがいます。基本的に私の仕事はクラスの中で生徒達が授業に集中できるよう誘導したり、他の子供たちとコミュニケーションがとれるよう手伝ったり、暴力的な行為を制御したり、食事の補助などをしたりします。 学校は幼稚園から高校までが一緒になっており、いずれかのクラスの助手に欠員が出た時に私に仕事の依頼の連絡が来ます。 自分の英語力に自信かがなく、始めは子供たちとコミュニケーションがとれるか不安がありました。しかし、そんな不安はよそに休み時間にはいろんな子供たちが争うように私の手を握ってきたり、抱きついたり、話しかけてきてくれました。 難しいと感じたのは、子供たちを注意する時です。他の子供に手を上げる子やイスにじっと座っていられない子を言葉で注意するだけでは十分ではなく、時には体ごと誘導させなければならない時があります。7歳ぐらいの子供だととても力が強く、無理強いさせることで怪我をさせてはならないので、言葉と力とのバランスをとりながらやらなくてはなりません。 子供によっても理解能力が異なるので、どこまで理解不可能なのか、子供だけにわがままを言っているだけなのかその境界線を見分けるのに苦労しています。ただがみがみと叱ったり子供たちの行動を制限するのはよくありません。 チャイルドケアは高齢者ケアとはまた違った魅力のある仕事だと思います。いろんなチャンスがある時にいろんな経験を積んで行きたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005年03月31日 22時18分56秒
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