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テーマ:海外のナース(81)
カテゴリ:看護
ナーシングホームで半年以上も働いているのにまだまだ仕事が効率的にできません。
同僚の分析によると、一番の原因は入居者の話を聞きすぎること。「ああしてほしい。こうしてほしい。」というリクエストを1から10まで聞いてしまうのがいけないようです。また、体が硬かったり、動作の遅い高齢者に合わせてゆったりと時間をかけてケアをするのも、時間の無駄だということのようです。 今日も一緒に働いていた先輩に、「一人一人にそんなに時間をかけてたらいつになっても仕事が終わらないよ。時には頼まれても無視しないとだめだよ。老人のペースに合わせてちゃ仕事にならないよ。」と注意を受けました。 確かに私の仕事が遅い分、一緒に働くスタッフに迷惑をかけているので、とっても申し訳なく思います。 が、しかし、どうしても高齢者を無視することは本当に心が痛み、「この仕事、自分に合ってないんじゃないかな。」と思い始めました。 自分の信念を曲げてまで、看護の本質に逆らってまで仕事を続けることが正しいとは思えません。時間内に自分の仕事を終わらせるために、高齢者に私達の都合を押し付けることにも納得がいきません。 一番は、自分の仕事も効率よく終わらせながら、高齢者に快適だと思ってもらえるようなケアができればいいですが、これは私の能力だけによるものなのでしょうか、それともこの二つを満足させるためには現実的に(スタッフ不足・資金不足などで)無理なのでしょうか。 何だか、そろそろ自分の仕事や進路の転換期のような気がします。ナースの職場はナーシングホームだけではないですし、いろいろ調べてみたいと思います。 自分の能力が最高に発揮できる、天職と呼べる仕事を見つけてみたいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005年11月10日 21時49分17秒
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