|
テーマ:トリノ オリンピック(361)
カテゴリ:つぶやき
朝早起きして、感動してまともに脳が働かない状態でBlogにつづったら・・・誤字脱字の嵐(笑)
いやぁ、だってそれどころじゃなかったんですもの^^; そういうわけで、あとちょっとで始まるエキシビションに備えて(?)、付け加えておきたいことが。 今日は家に帰ったのは22時を回ってしまい、残念ながら19時からの特集は見れず。 でもLIVEで見れたからよしとしよう! ・・・といいつつ、家に帰ってからはずっとザッピングして女子フィギュアのニュースを 追っかけてます。 各選手の昔の映像など見ると、更に泣けてきてしまいます。 丁度今、一人ビールを飲みながら嗚咽し終わったところです。 改めて荒川選手の滑りを見ていると、日本的な美しさを感じます。 フィギュアの採点基準は芸術性よりも、ジャンプやスピンなどの技術的ポイントに 重きが置かれ、多くの選手が戸惑いを感じたかもしれません。 戦いというものは、基本的にルールを制した者のが勝つことになっています。 いくら曙が強くても、相撲でない、総合格闘技のルールで戦うことが難しいことに ちょっとばかり似ています。 勝つためにはルールに合わせ、トレーニングするしかありません。 そういうわけで、あんなに見る者を魅了し、うっとりさせる「イナバウアー」は 採点基準には結びつかない。 荒川選手自身も語っているように、「ムダ」とも言えるんですね。 それよりももっと得点につながる技術を盛り込んだ方がよい。 そうして彼女はかつてそれを封印してしまいました。 しかし、トリノでは自らが得意とし、自分らしく、美しく魅せられる「イナバウアー」を復活! そこでふと思い出しました。 そう、日本の文化はそもそも「ムダ」を愛する文化なんです! 「ムダ」が美しいことを知っているのも日本人。 いつの間にかそんな美しさを忘れて、合理主義に浸かりきってしまいましたが、 私は美しいこともまた、切り捨てるのではなく大事にするべきだと思います。 そういえば、ケニアの副大臣マータイさんが日本の「もったいない」を 素晴らしい文化だと褒めてくれましたよね。 あれは最大の賛辞だと思っています。 「もったいない」ということは「ムダ」を捨てずに、大事にするということでもあります。 それを押し付けるでもなく、実際に披露して世界中をうっとりさせた荒川選手。 得点には結びつかなくても、人の心には間違いなく残るものです。 そしてのびのびと美しく舞った荒川選手は、結果として見事金メダルを獲りました。 逆に高度な技に挑戦した安藤選手も素晴らしかった。 若さがなせる業というんでしょうか。 思い通りには行かなかったかもしれないけれど、自分のアピールポイントである あのダイナミックなジャンプに果敢に挑戦し、あんな広いリンクの上で たった一人で自分と戦う姿を見ていると涙が出てきます。 プレッシャーも凄かったでしょう。 失敗するかもしれないことに挑戦することは、誰でも怖いです。 ましてやあんな大舞台。 そのプレッシャーたるや、想像しても全く足りないと思います。 後から何を言われるか分からない、でもやると決めたらやる、 トライするってなかなかできることではありません。 会場の外でお母さんにそっと抱きついた安藤選手は、本当に子供のようでした。 まだ18歳ですもんね。 でもお母さんの「次がんばる?」という言葉に、力強く頷く姿はとても素敵でしたよ。 しみじみと思いにふけっているうちに長くなりましたが・・・テレビよ! もっと村主選手を特集して欲しい! 私、村主選手のファンであります。 全身を使って表情豊かに滑る姿は、うっとり度ナンバーワンです。 最近いい大人の、恐ろしいカマトト話を聞きました。 「妖精っているよね?」 ・・・激しくひきましたが、もしいるとしたら、それは氷上を華麗に滑る村主選手ですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[つぶやき] カテゴリの最新記事
|