最近のJR報道に思う
尼崎のJR脱線事故のご遺族、被害に遭われた方に謹んでお見舞い申し上げます。JR脱線事故以来、マスコミの報道はJR西日本の体質を暴きつづけている。確かに事故は、JR西日本の体質がもたらした事故だと思うし,非難されてしかるべき問題です。でも、こう毎日、不祥事が報道され、キャスター、解説者のコメントを聞いていると違和感が沸いてくる。「あんた、そんな偉そうに言えるの?」と「プロ意識の欠如」「会社の倫理に問題あり」「無責任」「他人事にしか感じないのか?」・・・・こんな、コメントがTV,新聞紙上を賑わす。ずっと、メルマガを通して書いているのは、自分と、相手を同時に全体性で見てみましょうということ。自分と相手をひっくるめて、俯瞰して見るということ。私がJR西日本に感じるのは、事故後、ボーリング大会、宴会等、ふさわしくない行事を行ったという事。「なんて無責任で他人事にしか思えないのか」ということ。でもね、私、そんなに偉そうに言えない過去があります。震災の年に普段から通っているスキー場からリフト券無料の招待券が送られてきていた。周り近所が被災して、避難所生活している。自身も水道が使えない生活をしていました。行くか、行かないか迷ったんです。結局、汗をかいた後にお風呂に入れないと理由で見送ったんです。(凄い身勝手な理由でしょ。)自分が隠していることを映し出しているんです。「身勝手、他人事に感じている」と・・・それは自分に対して身勝手、他人事だということです。私自身がJR西日本にいて、事故車両の運転士と違うセクションに居て、顔も合わせたことも無い仲で行事に誘われていたら、参加していないという自信は無いです。知っている仲なら助けに行きますがね。今回のJR西日本の報道に何を感じるか?自分を知ることができますよ。このブログに共感されたかたはクリックして下さい