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Maryam's HP 日記

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Hiro Maryam

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2012年01月04日
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カテゴリ:私見



赤ちゃんは泣いて生まれてくるのだから、

泣くということは ごく自然な行為 なのだろうけれど・・・

心が変にネジ曲がっている、天邪鬼のような者にとっては、

勇気がいり、決意がいり、簡単にはそれが出来なくなる。


私は思春期から40歳まで喜怒哀楽を抑制してきたように思う。

ものすごく悲しいときに涙を流したけれど、

スーーーーーっと頬を伝うようなものだった。

人前ではとても、よほどのことがない限り、泣けなかった。


私の心はずっと 押忍 だったのだと思う。

心に刃があって切なくなるのだけれど、、、

そして、そうやって押し隠し続けていると、

自分の心が少しずつ壊れてくるのだろう、

その限界値まで近づいてくると、

どうやら、自己防衛本能が、

悲しい とか 辛い とか 痛い という感覚を、

感じさせなくなるようだ。


感覚が麻痺していたのではなくて、

無意識の自分が、悲しい、辛いなどという感覚を麻痺させていた

のだろうという気がする。


私は自分が泣いていることに、

気がつかなかったことがあったし、

また涙が頬を伝わってから、

自分が悲しかったことに気がついたこともあり

我ながら驚いたのだった。

どちらも二十一歳の時だった。


そういえば、、、お酒を飲むと泣くことが出来た。

でも、27歳になる前にお酒も飲まなくなり

それもできなくなった。

そうして時を過ごしてきた。


41歳を過ぎて、私はようやく、自分の心に正直になれた。

武装を解除したというよりも、衝撃的な出来事が度重なって

攻撃をうけて、最後に破壊されたという方に近い。



そして、その後は、それまでの涙を全部出し切るかのように、

去年一年間、よく泣いた、毎晩、泣いた。

慟哭のような涙。

夜中に夫と息子が寝静まったあと、一人で泣いていたので、

声を殺していたけれど、後から後から涙が出た。



それは、、、

自分の心に纏っていた甲冑を取り外したと言えるのかもしれないけれど、

もっと、この心の変化にふさわしい言葉を使うならば、

素っ裸にされて、やけくそになって、とうとう、

自分自身の欲求や願望に反抗するのをやめたのだろうと思う。


そして、こんなことにも気がついた。

私が逆らい、片意地を張っていたのは 他 ではなくて 自分 に対してだった

ということ。



古傷は痛いもの。

それは当たり前だと思う。


ただ、痛む、心が疼く、理由が今、

以前とはガラリと変わっていることは確かだ。。

自分がもっとこうだったら、ここまで傷つかなかったのではないか?

とか

あんまりにも相手のことを考えすぎ、自分を抑えて、

なんて哀れだったんだろう、、、

とか、そういう思いで、

自分自身の影に、胸を締め付けられそうになる。



それは私が、ナルシシスト(自己陶酔的な人)であるからというのではない。

これははっきりと言える。

わたしはそこまで、自分というものを美化 なんて出来ないタイプの人間だ。


それは映画のワンシーンの、登場人物をみているように

過去の自分に同情して悲しくなるようなもの
だ。

だから、それは後悔とか未練では決してない

相手がどうとかいうものでもない。

ここへきて、過去の自分を真に客観視できてるんじゃないかな?

と私に思わせるものなのだ。


しかし・・・

正直な話、そんなふうに同情して、心が痛むことも、

去年の11月ぐらいまでで、ここ1ヶ月間はそれすらも遠いものになっている。

おそらく、どんどん遠ざかって遠景になり、

結果的には、望遠鏡でみるようになるのだろう。

なぜなら・・・

私には 新しい進むべき道 が見えてきたから。


ここまでくれば 大丈夫 と自分では思っている。


そして、このことは、こんな私の性格を示しているとも思う。

人それぞれのご意見はあろうけれど・・・

私は サダメのおっさんの容赦ない手にかかるよりは、、、

重くても、辛くても、ドロドロの悪臭のする鍋を、

自分の手でかき混ぜることを好むし、そのほうがずっと話が早い。

サダメのおっさん にとっても、私 にとっても双方にとって、良いことなのだろうと思う。

なぜなら、私の性格からいって、そのうち、

かき混ぜるのに飽きてきちゃうであろうから。


私という人間は、 障害、困難、苦痛 に対しては 心を奮い立たせて、しぶとく戦う のだけれど、

退屈 にはどうにも、こうにも 我慢がならない、すぐお手上げして 白旗を振ってしまう
 から。




今回は、、、自分の手に委ねて、鍋をかき混ぜてから・・・

2ヶ月ぐらいだったか???

今回は打撃が大きかったので、3ヶ月はかかると思われたけれど、

強力な助っ人が傍らにいてくださったこともあり、思いのほか早かったのだろう。


意固地な私は、自分の手でかき混ぜる段階を受け入れるまでが長かった。

9ヶ月間ぐらい悪あがきしていただろうか、、、。

でも今思うと、悪あがきも 性懲りのない私 には必要な過程であったとも思う。




今回は・・・

サダメの オッサン は オジサマ でもあったから、

ただ痛めつけるだけでなく、

猛特訓に耐えると、それなりの酬いをくれるらしく←単に、オッサンの気まぐれだったのかもしれないが

おまけ がついてきた。

それは、、、、以前の記事に記したが、

実に 甘美で高価な飴 であった。

この飴玉のお味は、、、一心不乱に戦った者しか味わえない!!

ということは胸を張って、私は申し上げられる。





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Last updated  2012年01月04日 19時15分16秒
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