Maryam's HP 日記

サダメのオッサンは執拗だ。
今世で学ぶべきことを教えるために、
何度でも、何度でも、同じような問題を突きつける。

それに対して、反抗に反抗する私のような　性（さが）のものには
オッサンの執念深さはよく理解できる。
素直な人だったら一回で　学ぶ　のだから！！
私はよほど　じゃじゃ馬、否、否、　暴れ馬　に出来ているらしい。

しかし、暴れ馬に生まれついていても、
繰り返しの猛特訓には、限界がある。
そしてオッサンは猛特訓しながら、

壊れるんだったら前に踏み出せ

って　最終段階　で言っているのだ。

そしてまたそれができると見込んでいるから、オッサンはしつこい。
その点　オッサンは鬼コーチ　なのだ。
でも最近思う、決して、見捨てているんじゃない。
彼は私をお鍛になっていらっしゃるのだろうと・・・・


自分という人間の支柱、、、そんなものを考えたことがありますか？
これが無くなったら自分ではないって言えるような部分のこと。
自分の一番の支えで、強固なんだろうけど、
あまりに無理が祟ると、一番の弱点になるのだろう、、ってこの数年実感している。


そして、こんなこともわかってきた。
最初から軸が、柱が、自分の一番触れて欲しくない、デリケートな急所だと
分かっている人は、実は弱いように見えて、
生きるか死ぬか、のるかそるかという、九死に一生のような部分で、
強い人なのだろうという気が私にはしてきた。


一度自己大破したことがあると、
（自己破壊するというのは、自分が根底からひっくり返される、
足元を救われ転げ落ちること。軸がぶれているとき・柱がぐらぐらしているときに
大きな衝撃が与えられるとそうなる。）
自分という柱の脆さも、それが崩れたときのことも、
ちゃーんとボロクなってはいるけど、私を支えている柱に刻まれているってことかな？
そして、それを乗り越えたっていう自負もある。
どこの部分が弱くて、どの部分にどれほどの衝撃を受けたら、
崩れて、壊れてしまうかもわかっているから。


魂というか、性（さが）というか、柱ともいえる、その人そのものはね、
きっと捨ててはいけないんだと思う。

私は世は捨てられたけど、己は捨てられなかった。

私は断言できる、自分を捨てた人生は　”無”。
自分は捨ててはいけません。
また所詮捨てられるものでもありません。
嫌だ！って思っても、とことん顔つき合わせていかないといけないもの。
自分の性（さが）・本質は変えがたいです。不可能とは申しませんが。
でも磨くことや、衣替えすることは出来ます。
衣替えっていうのが一番無理が無くて、
それでもいろんな思い入れやら、執着があるから難しいことだけれども・・・
望ましい形　だと私は思ってる。
結局、己が破壊しても、事故車のようには　廃車　には出来ないってこと。


私は去年、ずーーーーっと登れなかった階（きざはし）の一段を上がったと思う。
それも無理やり背中を押されたのではなくて、
後ろ髪ひかれるんではなくて、自分が望んで上がったんだと思う。

もちろんこれは、私一人で出来たんじゃない。

このブログを通じて、お知り合いになった方々が支えてくださったから。






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