Maryam's HP 日記

イランにおいては・・・

親戚付き合いは仕事の範疇、常識の一つ


2008年から2011年までの私の葛藤と苦悩は

イランの濃厚な親戚付き合い・・・まさにここにあった。

嫌で・・・嫌で、嫌で！！！
ここにいるのは自分じゃないのよ　
って言い聞かせて、過ごしていたように思う。

私はイランに住み始めて（1996年）から、2008年までは、
10年以上もの間、無条件に手を広げてた。
言葉を習得するように、とりあえず、理屈抜きでなんでも受け入れようって。
イスラムも、イランの習慣・文化・常識・なんでも！！

どうも私はいつも人の逆をいくようで、、、
多くの人は、まずイランって国、イスラムに疑問をもって接して、
10年ぐらい葛藤し続けて、その間にイランには、住まないとか、

日本に住みなおすとか、イランは2週間の滞在でも、ごめん被るとか

そういう方々が、沢山いらっしゃるんだけど。

私の場合は最初は無条件にうけいれ、2008年から疑問を持ち始めたの。

もっとここでの生活に　自分らしさ　を取り入れたかった。

基本的なことは10年学んだから、自分らしさを取り入れて応用し、もっと心地よく、イランで生活したかったの。

それからこの戦いは始まったわけ。

戦いが始まるなんて、思ってもみなかった。

そんなものおっぱじめるなんて、これぽっちも！

でもね、戦いは予期せずに始まり、
戦いを始めたら引けなくなっちゃった。

ここに骨を埋めるつもりだったら、もう少し自分らしく生きたいって思ったの。
自分の老後って、現在から老後までの間にどう生活するかでしょう？って。

息子が巣立てば、最後には一人になることもあるかもしれない、
その時に、自分らしさ　が残ってなかったらつまらないじゃない、生きられないんじゃない？って。

そうして始めたことが、、、
自己破壊をもたらすとは思わなかったし、ましてや、離婚まで考えることになるとは・・・

でも結局、　ここに骨を埋めるつもりだったら　っていう気持ちがあったから、

離婚してもイランに住むっていう、そこまでの気持ちが、生まれてきたんだと思う。

一人になっても、息子と会えるイランに住むっていう、自信が持てたから
離婚を考えたとも言えるかもしれない。

そしてそこまで決意ができたからこそ、この戦いの中で、

もうこれ以上我慢できない！
これ以上は納得がいかない！理解できない！
ってことを・・・精神的な苦痛も、肉体的な苦痛も含めて相手に訴えることは

我侭じゃない

ってことがわかったんです。

自分の想いを相手にぶつけることを、

相手を思いやって、抑えていた部分があったのだけれど、

結局　サダメのオッサン　は

相手の為であり、お前の為でもあるんだから　ぶつけないと駄目だ！！！！

　って言っていたんです。

そんな簡単なことを、　自分の気持ちに素直になる　ってことを、

それを理解するのに、私は、、、この年齢まで時間がかかったんです。

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