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カテゴリ:言葉
日中は汗ばんだりしますが、 朝晩は冷え、もう窓を開けて眠ることはありません。 窓を開けておらずとも、明け方になると 上掛けをとってしまっていると、 寒さや、身体の痛みで目が覚めたりします。 イランは秋分の日を境に、サマータイムから通常の時間帯へ移行し、 本格的な秋へと季節も移行していきます。 子供達も長い長い夏休みを終え、新しい学年に進級します。 明日は中秋の名月。 秋吹くはいかなる色の風なれば身にしむばかりあはれなるらむ 和泉式部 秋 という季節は不思議なもので 色のない風 でさえ どんなふうに吹いても 心に染み入り 心を 秋の色 に染めてしまう魔法をもっている っというふうに私流に、この歌の心を感じたのですが、 それが言えるのは 秋の”風” だけでなく、 秋の”月” にも言えるようです。 望月でなくとも、三日月になる前でも、充分に目と心を癒してくれる九月の月 心の隅々まで 隈なく 染み渡り あはれの世界へ と私を誘うようです。 イランという遠い異国で長年暮らしても 日本が生み、育てた あはれ を解す心 が息づいていることを諭すように 中秋の名月 は私に向かって光を放ちます。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014年10月10日 06時04分36秒
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