Maryam's HP 日記

Kuruma posted by (C)maryam f d

ドバイ空港内を駆けた車

テヘランから３０分以上も遅れて飛び立った飛行機。
乗り換えに不安を感じていた私は、
乗り換えの１時間半がそこでまた半分になってしまい、ますます不安に。

私の隣の席にすわっていた女性は夫婦で、乳飲み子を連れての旅行でしたが、
子供に授乳しているのに、もの酷い咳をしていてマスクもしてませんでした。

私はその咳に不快を感じましたが、飛行機の中に逃げ場はありませんでした。

ドバイまでは2時間弱の渡航時間。
息子と二人で　雪の女王　とかなんとかのディズニー映画をみました。
（息子に見させられたというほうが正しいか？）

ドバイに到着して、飛行機が完全にとまったのを確認したあと、
のんびり構えている乳飲み子を抱えた女性に迷惑がかからないように、
荷物を準備して、列に並ぼうとしたら、
その夫婦は　迷惑顔で　一体、この女はどこへ行こうと言うんだ、急いで！

みたいなことをペルシャ語で言われましたが、

私はペルシャ語がわからないふりをしてました。

イラン人のこういうところが私は苦手です。
ドバイで乗り換えをして、別の場所が旅行先である方が普通なんです。
その乗り換えには、時間が差し迫って、急いでいる場合もある
ってことを、まったく、まったく考えないんですよね。

私だってのんびりしたい。できれば急ぐことなく余裕で行動したい。
でもそれができないときだってある　ってことまでは慮ってくれないんです。

１時間半でもきつい　っと思っていた乗り換え時間は40分程になりました。
私の心臓はますますドキドキしてました。
頭の中では急いだってしょうがない、っておもっていたって、
身体は正直です。どうしょうもありません。


飛行機を降りた私達を待っていたのは

ハニダ（羽田）　ハニダ　ハニダ！！

っと大きな声で呼びかけているエミレーツ航空の係員数名でした。


係員の焦り具合で、どれだけことが緊迫しているのかが、はっきり私にはわかりました。


息子と私以外に10人弱の人を一箇所に集めて

画像の車に乗って、車は空港内を駆け抜けていきました。
（車の画像は帰りにドバイで撮影）

緊迫状況、、、がはっきり認識できたけれど、
私の方は、気がかりだった乗り換え　の手間を
係員が全て受け持ってくれたので、

肩の荷がおり、心底　ホッとしたのでした。


車である場所へ連れて行かれました。
そこは明らかに通常使用するゲートではありませんでした。
特別なところで、手荷物の検査と身体検査だけ受けて、
そこから特別なバスに乗っていきました。

バスは特別なゲートへ私達を連れて行って、
パスポートと、飛行機のチケットを確認して、飛行機へ乗り込みました。

飛行機には、それほど人は乗っていませんでした。

ドバイから日本までは、10時間半ぐらいで９０００キロの旅。

間違えずに無事に飛行機の乗り換えができたので、

私の顔の表情にも、ようやく笑みが添えられました。

息子と二人、再び映画をみてリラックスすることにしました。

私は、ブロ友さんの映画レビューを読んでいた　

松たか子さんが出演している日本の映画を見ました。

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