日本を出立する日、
前日中に、ほとんど出かける準備をしていたものの、
緊張していたためか、朝6時前には目が覚めていたと思います。
またしばらくは見ることができない、日本の民法テレビ放送を、
息子は朝ごはんを食べながら眺めていました。
私はシャワーを浴びて、衣服を着替えて、
ホテルの中に忘れ物をしないように、部屋の中の最終的な片付けをして、
そしてフロントに行ってタクシーを呼んでもらいました。
飛行機の出立時間は夜の10時近くでしたが、
ホテルは午前10時以降の滞在は1時間ごとに千円加算されるということでしたし、
天気予報をみると午後から大雨注意報が出ていたので、
午前10時のチェックアウトの時間になったら出発して、
長い時間であっても、空港内で過ごしている方が、
途中で電車が止まってしまうような心配をするよりは
マシだろう・・・っと思って出かけました。
タクシーにスーツケースをつめてもらって、京急○○駅へ行きました。
プラットフォームへ上がるのにエレベーターがありましたので、
電車に乗るのも楽でした。
時間はたっぷりあるので快速に乗りましたが、特急などではなかったので、
成田駅に到着したのは午後1時半近かったように思います。
電車の中は平日のお昼近い時間だったにもかかわらず、
結構人の乗り降りがあって、大きなスーツケースが邪魔にならないように、
息子が荷物番をしてくれていたので、私は座席に座っていることができました。
息子は、夫の友人に買ってもらった、
日本ナショナルサッカーチームのユニフォームのシャツを着ていたので、
ある女性に、
”あら、ブラジルにいくの?”
などと話かけられたりしました。
それで、、、あゝそっか、サッカーの応援に行く人はそろそろ出立する頃なんだな・・・
っと気がつかされたのでした。
空港について、まずは息子の胃を満たすために、
マクドナルドのボリュームのあるハンバーガーとポテトとソフトクリームを買い与え、
私は普通のハンバーガーとコーヒーを飲食したでしょうか?
空港では、freeのWi-Fiがすぐにつながったので、
息子は彼のタブレットでネットを楽しみ、私も携帯で、記事をここに送ったりしていました。
座ってばかりいるのも疲れるので、ぶらぶらと空港内のお店を回って、
旅行用のカバンの良いのがあったらいいな、、、とか、
今のデジカメもかれこれ5年前のものだから、安いのがあったらなあ・・・
などと見回っていましたが、私の目にとまったのは、
忍者と殿様とお姫様3つがワンセットになっている
キーホルダー3袋(ちょっとした人にお土産を上げたいときに・・・)と、
ユニクロがあったので、息子用にTシャツ、私もウエストがゴムでできているけれど、
外出にも着られるようなズボンでありました。
それらを購入したり、暇だったので息子をモデルに、
空港内で記念撮影をしたりして過ごしました。
息子がソフトクリームまた食べた~いといったのでもう一度マックにいったり、
なんだかんだしているうちに、時間は思ったよりも早く過ぎておりました。
荷物を預けられる時間になったので、エミレーツ空港の荷物カウンターへいったら、
大変な混み様で、なんと、息子と同じワールドカップサッカーの日本代表のユニホームを着た
人々がたくさん並んでいたのでした。
電車の中で、息子の姿をみた女性に ブラジルいくの? と言われたのですが、
まさかドバイまで、サッカーの応援団の方々とご一緒に旅することになろうとはまったく、
息子も私も予想しておりませんでしたので、息子にとっても私にとっても、
忘れられない思い出になりました。
息子は大喜び♥、彼らをビデオカメラに収めている人
(テレビなのか?なんなのか?は定かではありませんでしたが)もいました。
荷物を預けるために並んでいたときも、
ブラジルに応援にいくの? っと言われましたが、
いえいえ、残念ながら違います~
とお答えいたしました。
空港内にいたときは、お天気の様子はわかりませんでしたが、
飛行機に搭乗するための通路を歩いていたときに、ふと外に目を向けると、
雨がたくさん降っていました。
イランに戻ったらしばらくはお目にかかれぬ雨だわね・・・
などとその雨の景色をみながら、私は想ったのでした。
この日の数日前に、私は再び夢をみていました。
”私と息子はすでにイランに到着していて、入国手続きをしているときに、
私達の近くに立っていたある人(イラン人だったかどうかは不明)が、
いや~~~~ここまで来るのは大変だった!!!
っと言っているのだけれど、私はそれをきいて
ええ? 私にとっては あっという間 だったわ!!”
っと思っている夢でした。
夢から目が覚めて、
あゝ 行きとは異なり、帰りはなんのストレスも問題もなくイランへ到着できるのだろう・・・
っと私は思って安心したのでした。
確かに日本でもドバイでも、待ち時間はたくさんあったし、
体力的には行きと同様疲労があったけれど、
精神的な不安やストレスは皆無だったと言えました。
飛行機の中に搭乗して、座席についたとたんに、飛行機が飛び立つ前に、
よほど、よほど疲れていたのか・・・
息子はあっという間に眠り入ってしまったのでした。
宝石のような思い出を、大切に心の宝箱の中に抱え・・・
2014-08-05-23-22-25_deco posted by (C)maryam f d
思い出はいつだって
心の宝箱の中
その宝箱から
宝石のような記憶を取り出して眺めてみれば
キラキラキラ っと
光輝く
私達に
たくさんの素敵な
祖国の思い出を
有難う御座いました <(_ _)>
にほんブログ村