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テーマ:短歌(1697)
カテゴリ:短歌・俳句如きもの
掌(てのひら)に強く握りし刻(とき)の砂 其は砂なりてうつせみの片(へん) ********** わたしが腕をのばし掴み 掌で懸命に握りしめてたものは 砂だったのだろうか? それとも あんまりにも強く握りしめたから 砂のようになったのだろうか? いや実は はなから砂で固められた まがいものだったのかもしれない そしてそれは 時を刻む砂時計の砂なのかもしれない それがなんであれ 日々と生活と人生と、願望、欲望、野心、信念さえも?・・・懸けて掴み、 かたくかたく大事に、大切に、 掌で握りしめた砂とは わが現身の欠片であり 砂のようにサラサラと落ち 風に舞い散る塵のような 空蝉の片でもあるのだろう… にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015年08月20日 04時36分55秒
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