|
全て
| 家族
| お料理
| 建物
| 天候
| 行事
| 旅行記
| イランの生活用品
| イランでの生活
| 趣味
| お店
| 病気
| 追憶
| 言葉
| 私見
| 事件、事故
| 幼稚園・就学
| 社会問題
| 夢
| 翻訳
| 楽天プロフィール
| おとぎ話 ”春”
| 短歌・俳句如きもの
| English
| ひとりごつ
| 2014来日記
| 奇譚
| 詩
| Picturesque views from my eyes
| 波風の逢瀬
| Short stories
| ジョーク
| 素描
| レビュー
| こたふこだま
| 2017年来日記
| 私のお気に入り
| 2019~2020ふゆやすみ
| バイト
| 新型コロナウィルス
| フランス語
| 螺旋 こたふこだま
| Instagram
カテゴリ:詩
上り続きの想いのペダル よろめきながら漕いでいる 登りつめたらどんな景色 待っているかと 期待するでなく ただ身の力続く限り 漕ぐことしか浮かばないから 抜けるような空の蒼 惹きこまれるような海の紺碧(あお) そんな幻想思い浮かべない っていえば嘘になる.... 身体が 手足が 動き進む先がどこなのか 思い浮かべちゃいない とも言えないだろう.... とはいえ 視覚が捉え続けてるのは よろよろゆるゆる 身体と一緒に揺れる 地面だけ それでもペダルを漕ぎ続ける 一体誰だよ 一体なんでだよ ペダル漕いでるやつァーーー なんて自分を突き放しながら ああ それでも何処かで知ってるのさ この先にどんな景色が待っているのか そうさ知ってるのさ この先には 誰も待ってなんかいないってことを 今この荷台に座ってる この世で一番大切な君でさえ この先の何処かでふと振り返ったら 居なくなっているってことも ああ それでも何処かで知ってるのさ この先にどんな景色が待っているのか そこは 生みであって海でなく 虚(そら)であって空でなく 光の海が干潮で 光の粒子が一斉に 煌めく顔をのぞかせる 見渡す限りの干潟ってとこ だってそこは だってそこは 万物のふるさとだから にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015年08月22日 18時00分01秒
|
|