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テーマ:短歌(1697)
カテゴリ:短歌・俳句如きもの
謹みて、KTG 様へ 返答歌 今此処に足据(す)う思ふおのが身は 時の川に今も流るゝ ***** 今此処に足を据えて存在している と思っているわたし自身は 今も時という名の川を流れています ********** うつろひを留め置きたくも透け逝きぬ 眩(まばゆ)き月影掴めぬに似て ***** 移ろう季節、移ろう時をほんのちょっとでも留めて置きたいと思うけれど 時は透けるように過ぎ去って逝ってしまいます 眩いほどに輝き、今にも手が届きそうに感じる月光が掴めないのに似ているように ********** 言の葉をかき集めて留むるは 逝く時の風姿なきゆゑ ***** 言葉を一生懸命書き集めて 手の裡に留めているのは 逝き去ってしまう時という風には 姿形というものがないからで、 せめて風が散らせた枯葉を その時の風の姿として うつろう時のひとつの姿として 留めたいと思うからにほかなりません ********** 現(うつゝ)とて逝かば夢となり果てり 思ひ出づとてこころもとなし ***** 現実とわれわれが言っているものも 過ぎて逝ってしまえば 夢幻となり果ててしまうもの 胸に刻んだ記憶というものでさえも ぼんやりはっきりしないもので 本当に現実だったのかと 思い出があったって 不安で何度も確かめたくなるような 頼りなくあてにならないものなのです ********* わが旅の景色はただ繰り返すとも こゝろは変はらふものにあらむ ***** わたしの人生という旅の日常という景色は 繰り返し変わらない堂々巡りだけれども こころは次々と変わっていくものではないでしょうか ********** 御し難く制し難きわがこゝろ されど果つまで旅ともにせむ ***** 扱いが難しく思い通りにならないわがこころよ、 けれど最期まで人生という旅をともにしようではありませんか わたしが残したコメントに思いもかけず 素敵な返答詩を綴ってくださったKTG様 わたしは頂戴した詩に歌でお答え申し上げました。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015年09月10日 10時49分04秒
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