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カテゴリ:短歌・俳句如きもの
忘らゝば忘るが良き 忘らるゝとも既に魂(たま)に刻まれしゆゑ *************** 辛かったこと、悲しかったことなど 思い出したくないことは 忘れられるのならば 思い切って忘れてしまうのが良い 知らないうちにすっかり忘れていた っと思っても 思い出すべき時には思い出すものだから…… 自然に忘れたからと言って 完全に消去してしまったのではなく 魂に刻まれてしまっているのだから ********* わすらる: 自然と忘れる、 忘れることができる、忘れられる 忘る:忘れようとして忘れる、思い切る ****** 過ぎ去った事柄に、特に自分を苦しめるような事柄には心煩わされることはないし、出来れば忘れるのが良い、とわたしは思っている。 忘れたからってハードディスクからデータが消えたわけではなく、アプリケーションを閉じて、RAMの部分のスペースをただ解放させるような感じなのだから。 良きにせよ悪きにせよ、必要な場面になったら、ハードディスクから記憶が引っ張り出されることになるのだから。 そしてわたしは、悲しみは悲しみのままで、苦しみは苦しみのままで記憶しておくのが良い、そう言葉にも残しておくのが良い、とも思っている。 無駄な思いや残念な経験をしたら、 ありゃ無駄だった! ありゃ失敗だったわ! と記憶しておく。 記憶を加工して美化したり、あの苦難やら苦痛は無駄じゃなかったのだ! なんて無理して自分をごまかしたりもしない。 そんなことするぐらいなら、忘れる事の方がずっとシンプルで良い。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015年09月19日 15時17分28秒
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