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テーマ:短歌(1697)
カテゴリ:短歌・俳句如きもの
待たずして待つ究極の心得を 春待つでもなく咲く花にならふ ********** 待つという意識なくして待つという 物事を為す究極の心得を 春を、誰を待つでもなく咲く花に習う ******** 先日わたしはT氏のネットサイトに、 3・4枚の花の画像がアップされている っという夢をみたのでした。 T氏ご本人様が登場するわけでなく、 なんともみょうちくりんな夢だったので、 T氏にコメントでお伝えしたところ、 Yukiさんという方の ”花のように咲き 花のように待つ” っという歌詞を教えていただき、 私の裡で閃光煌いたのでした。 数年前から私が 憧憬 している在り方… (生き方と言ったほうが一般的なんでしょうけれど) とは、 これをしよう とか これこれをしている っという自意識なく、主体なくして為す ということでした。 自意識があろうともなかろうとも、結果的にそうしていた、 そうなっていた、現象はそう移ろっていた・・・・ っという存在の在り方です。 なんとなく歩いていた なんとなく食べていた しらないうちに眠っていた っということを考えれば、 これは大したことではないのかもしれませんが、 待つ っということに於いては 心 が 何か、誰か、ある状態、ある状況などを期待しているわけですから、 自意識やら主体性とワンセットになっているのです・・・ わたしは大学時代に万葉集の講義のレポートで 待つ ということをテーマに書いたことがありました。 待つ ことの苦しさ、失望と表裏一体の期待、信頼と猜疑心との間に揺れる逃れようもない心の葛藤・・・ そんな己が心の大きな揺れ動きとは正反対に、 ただ待つことしかできない苦悩.... 万葉集や古今集時代の女性の苦悶を思ってレポートを記したのでした。 そんな想いがあったもので、 花が咲くように、春を、誰を、何かを待つでもなく咲くように 待つ ことができるならば これはもう 究極の心得 に違いない! っとインスパイアーされたのでした。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015年12月23日 15時13分30秒
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