|
全て
| 家族
| お料理
| 建物
| 天候
| 行事
| 旅行記
| イランの生活用品
| イランでの生活
| 趣味
| お店
| 病気
| 追憶
| 言葉
| 私見
| 事件、事故
| 幼稚園・就学
| 社会問題
| 夢
| 翻訳
| 楽天プロフィール
| おとぎ話 ”春”
| 短歌・俳句如きもの
| English
| ひとりごつ
| 2014来日記
| 奇譚
| 詩
| Picturesque views from my eyes
| 波風の逢瀬
| Short stories
| ジョーク
| 素描
| レビュー
| こたふこだま
| 2017年来日記
| 私のお気に入り
| 2019~2020ふゆやすみ
| バイト
| 新型コロナウィルス
| フランス語
| 螺旋 こたふこだま
| Instagram
カテゴリ:家族
この一週間はとても重い一週間だった。 重圧は、義妹がドイツからやってくる前に、突如夫が家の壁の修繕を思い立ち、 その日の朝、家中を掃除していた私の労働を水の泡にして、 部屋の家具を移動してチョークの職人さんを呼んだことから始まった。 (イランの壁はペンキする前にチョークで整えないといけない。) その後、数日間夫も私も多忙でペンキ屋さんを呼ぶことができず、 呼んだのは義妹がドイツからやってくる当日。 家中が引越ししてきたようにしっちゃかめっちゃかな状態は継続している。 そんなだから来ないでねっと、いくら言っても息子の従姉妹、従弟はやってくるしまったく落ち着かない・・・ イランはラマダン月に休日があって、ラマダン明けのエイデフェトルのあと連休が入るため、休みの穴埋めに始めて間もない習い事は週に二回のところが、三回になったり、 セタールの稽古が入ったりで私の時間はしなければいけないことだらけになった。 義母の検査がその間にあって、義姉と義妹、夫が付き添って病院へ行き、 ペンキ屋がきても夫は大学と空手と病院でほとんど家におらず(これはいつものことだが) 私への負担は体力のない私にとっては限界に近いものだった。 ドイツの義妹に会いに義両親の家に行ったときに、私は三日ぶりに義両親に会ったのだが、 わたしが義母に挨拶をすると義母は、 わたしが具合が悪いのにあなたは会いにも来ないで といきなり皆の前で私を非難し始めた。 私はするつもりはなかったが 私もやるべきことが重なり、具合も悪かったのです。っと口答えしていた。 この連日、足腰は痛み、毎朝両手の指は腫れて、こわばって痛みがひどかったから。 人並みの半分、イラン人の三分の一の体力しかもたない私は、 小学生の頃からお金と同じように自分の体力を消費することが身についている。 私は体調を崩さないように、自分の体力をやりくりするし、 また人様の労苦もあてにはしない。 人様の労力をあてにすることは、人様のお金をあてにしているのと、 わたしにとっては同義だから。 義母は具合がわるいのにドイツ旅行、その後、イラクのカルバラへ旅行し、 そのあと大勢のお客を招いて宗教パーティーを催した。 わたしだってそれだけのことを続けざまに行えば具合が悪くなるだろうから、 わたしだったら絶対にそんなことはしないのだ。 たとえ具合が悪くなっても、なんで見舞いにこないのか、なんてことは言わない。 しかも私は暇をしていたわけでも、遊んでいたわけでもなく、 自分の体力の限界を感じてそれでも夫の助けを求めもせずに過ごしていたのだから。 でもおそらく彼女にはそんな私の信念、信条のような心情はまったく理解されないのだろう。 その後日も、壁紙業者がきて長時間作業していたのに私は付き合ったけれど、夫は午後7時すぎまで戻らず、 その日は義妹がドイツへ帰国する前の最後の日で、どんなことがあっても外せず、 おそろしく疲労困憊していたけれど、夫と入れ替わりに7時半から0時近くまで、 義妹とあちこち買い物に付き合った。 そしてその次の日には、ご近所さんの娘さんの結婚式に呼ばれていて、欠席したかったけれど、 どうしても欠席できない理由が私にはあった。 一ヶ月前にその人の息子さんの結婚式にも招待されていたのに、 義両親がドイツに、夫は大学関係で地方にいっていて、息子は女性専用の披露宴会場には入れない年齢なので、 他の親戚は男性が出席しないので息子をひとりで男性会場に送り込むこともできずに、 私と息子も欠席していたから。 それでも再び招待してくれたそのご家族のご厚意を私は、無下にすることができなかった。 夫は歯が痛いとかで(酷い歯痛であったのは確かなことだけれど) さっさと欠席をきめていたけれど、私と息子は出席した。 家の中はしっちゃかめっちゃかのままで衣装や服などを探すのも困難、 やることはいっぱいの中で、余分な時間がまた必要ではあったが・・・ 結婚式の次の日には、空手関係のお偉方を夫は私に相談することなしに、家に招待していたけれど、わたしは、、、、 来週にしてください絶対に無理です っと申し上げたのだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016年07月09日 02時20分14秒
|
|