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2017年07月05日
テーマ：短歌(1696)
カテゴリ：短歌・俳句如きもの
六年ぶりにみた海は、風があったのに優しい海だった。 海水浴用に設備されて、強さや、激しさを削ぎ落とされていた。 それがいいのか悪いのかわからないけど、近づき安く、親しみやすく、何時でも近づいて触れてみたくなる様子ではあった。 そんな穏やかな海の上を、一羽のとんびが空間と戯れるように舞ってた。 旋回するとんびの羽ばたきを私に吹きこみ海風が渡っていった。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 【里の海見ぬまにおのがたけだけし力を人に委ね居りし】 ふるさとの海は私が見ていない間に、自然の強さと力を人に委ねて姿を変えて、そこにありました.... 【空の間に両翼弛み戯むれるとんびの音を海風にきく】 空間に両翼をたゆませ戯れて翔ぶとんびの羽ばたきの音を、海風の音に重ねて私はきいていました....      にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2017年07月05日 11時37分40秒
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