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テーマ:短歌(1696)
カテゴリ:2017年来日記
日本に到着する二時間ぐらい前になると、Flight attendantに、税関を通るときに提出する用紙を渡された。乗っていた飛行機はカタール航空と日本航空の共同運営便だったので、私のものは日本人用の日本語で記された用紙だったけれど、私のとなりに座っていたイラン人男性は英語のものを渡されていた。
用紙を書き終えて、となりをみると、彼の不安そうな様子が伺えたので、「何かわからないことがあったら、私に尋ねてくださいね。私はペルシャ語が話せるから」と彼に伝えた。 〝百万円以上のお金を所持している〟という申告に彼は悩んでいたのだけれど、 「百万円もっているの??」っと尋ねると、日本での滞在費、ホテル代だという。 「どのぐらい滞在するのですか?」っと再び尋ねると、五日間とのこと。 一ヶ月、2ヶ月滞在するならともかく????っと不思議に思い、イランの金額で数字をいうと、すぐにわかってくれたのだった。 彼は十万円を百万円と一桁間違えたのではないかと思う。もちろん彼のものはdollarで記されてはいたけれど、日本の数の単位は“万”という特殊な単位が使われているから、こういう勘違いをするんだろうな、っと私はすぐに思い当たった。 一万円は Ten thousand yen 十万円は One hundred thouand yen One hundred thouand yenをdollarに換算するときに誤ったんじゃないかと予想がついたので、 「百万円は one million yen のことだよ」っと私がいったら「いや、そんなには持っていない」と彼はすぐに合点した。 (ペルシャ語は英語と同じように百万のことを one million と言うから。) この会話のあと、私は彼と少し話し始めたのだった。 【旅路とはときめきすると気がかりをたびたび重ね行くものなりて】 旅路とは、わくわくドキドキする興奮と、気がかりと不安を何度も何度もたび重ねて前に進むものだから旅と言うのだろうか... つづく 来日時に従姉にもらったアヒルの親子。親子のように見えるけれど別々に売っていたとのこと。 素朴な温かみのある雰囲気が気に入っている。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017年08月01日 06時08分21秒
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