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テーマ:短歌(1697)
カテゴリ:短歌・俳句如きもの
日本滞在中はイランにいるより健康的な生活をしていたと思う。毎日外出してたくさん歩いたので、夜は帰宅が遅くなければ十時には眠っていた。そして息子も朝は苦もなく早起きできていた。 三日目は八時半頃にホステルを出たと思う。もっと早く出たかったけれど、通勤ラッシュを避けたかったので、わざと遅らせて出かけた。それでも日比谷線はまだ混んでいて、ラッシュを知らない息子は、ギュウっと押されているところに、体格立派な東京のオバサンがベルが鳴っているのにドーンっと堂々と己が身を押し込んできたことに120パーセント引いていた(笑)私はそれでも就職していた時代に毎朝通勤ラッシュの中で遠距離通勤していたので、あのぐらいの混み具合ではずっとマシぐらいに思っていたのだった・・・ O区役所に行くため上野からJR線に乗り換えた。上野に着くと、座れはしなかったけれど通勤ラッシュではなくなっていた。区役所には9時前後に到着したように思う。手続きの用紙に記載して順番待ちして、番号が呼ばれて受付に行ったら、なんとパスポートが必要だと言われた。そうだった、、、海外からいつ入国したのか証明が必要だったな、、っと思い出した。三年経つと必須書類さえ、ストンっとぬけてしまう自分の記憶力を呪った・・・前日の朝に暇だったので、しばらく使わない貴重品類は一箇所に保管しようとしたときに、私の脳味噌はなんの疑問も抱かず、パスポートは不要という判断をしてしまっていたのだった。 気落ちしているところに、息子に長々と説教されて、気分も足取りも鉛が如くに重く、滞在先までとんぼ返りしたのだった。 日本は初夏といえどもテヘランの乾燥気候になれた私達にとってはひどく暑くて、部屋に戻って水分補給して、汗かきの私は着替えをして、気を取り直して区役所へ向けて再出発したのだった。 その後は円滑に手続きは進み、O区役所から私鉄で免許センターへ行って、免許の書き換えをした。私は2009年以来日本では運転をしないこともあってゴールドカードで、五年の有効期限のうちまだ二年残っていたけれど書き換えを希望した。 年配の女性に、これだけまだ更新期間には間があるけれど、、、っと言われたけれど、 いえ、前に更新が一年半以上遅れて、その上普段使っているイランの運転免許証を持ってこなかったら、初心者免許になってしまったことがありましたから・・・っと言ったら、それでしたら書き換え手続きをしてくださいっと言われたのだった。今回は前回できなかった本籍の変更もすることができた。 帰りがてらに上野で動物園方面の改札をでて散歩した。動物園は閉園間近で入れなかったけれど、犬を散歩させている人がいて、犬好きの息子は犬にお触り出来てとても嬉しかったようだ。 滞在先の部屋にもどっても息子は暇を持て余すこともなく、もってきたPS4をイランとは比べ物にならないほど速いホテルのネットでアップデートやダウンロード、オンラインゲームをしたり、日本のテレビ番組をみたり、それもまた日本に来たときの彼の満悦のひとときでもあるのだった。 私は暑いし、体力的にもこのぐらいの活動量が丁度いいので、息子が文句言わないのを幸いっと食料の買い物をして滞在先に戻ったのだった。 ホステルに着いたのは六時頃だったように記憶している。 【幾々度行ひし事も三年経て既に忘るゝ己を嘆きぬ】 いくいくどおこなひしこともみとせへてすでにわするゝおのをなげきぬ これまで何度となく同じ手続きをしているのに、三年という月日でストンっと抜け落ちてすっかり忘れている記憶に、私も深く落ち込み嘆息をつくのだった。 今思い返しても緑が眩しかった! にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017年09月03日 12時46分13秒
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