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カテゴリ:短歌・俳句如きもの
義母は今朝は紅茶、お昼はスープを食べられたようだ。昨日会いに行ったときは、術後にもかかわらず、この一週間点滴のおかげで水分が身体に行き渡って、頬や目の周りのくぼみがとれて浮腫んではいたけれど綺麗な顔をしていた。 今日は義母とは会っていない。昨夜から息子が高熱をだし、現在もまだ熱が下がりきっていないから。そして病人につきそう側の人たちもこの2ヶ月半で大分疲れがでてきている。まだわからないけれど、三、四日後ぐらいには退院できるのではないかと思う。・・・けれど在宅看護はそれはそれで大変ではある。 こんな日々でも朝晩が訪れ、月は満ちて欠けていく。 嫌なことが思い浮かぶと身体がガタガタ震え、動悸が激しくなるからできるだけ考えないように、今まで通り時間があれば、趣味に没頭するよう努めている。家事炊事の時も好きな音楽を聴き歌ったりしている。 心の傷は深い、、、 私は私の立場ゆえに手足も動かせない、大切な存在のために耐えるだけ。大きな痛手を被っても、私は何も求めることはできない。私は達磨に成り果てたのだ。 【立場ゆゑ被る痛みを一言も訴ふべからず吾は達磨に】 ※ べからず:~できない 私はこの国の法律を知らなかった、疎かった。そしてそれを良いことに合法的にやりたいことをし、私は傷つけられた。勿論、どんな国の法律にも抜け道はあるから、結局はその法律の抜け道を知って用いるか、用いないか、用いるならば如何に誰に対して用いるのか、我々ひとりひとりの人間性の問題なのだ。 こんな理不尽な世界は此処だけではないのも私はわかっている。実際、上手いことやりたいことをやりたいだけした方が勝ちなのだろう。そして私は やりたいことをした者が勝ち と思うことができない、ただそれだけ。 そんな阿呆で私は良いのだ。何時か死と対峙する時、そんな不器用な私のみを携えて、わたしはこの世を満面の笑みで離れるのだろうから。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018年02月03日 13時57分15秒
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