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カテゴリ:新型コロナウィルス
4月2日、一週間ぶりに発表されたイランのコロナウイルス感染情報
21、062名感染者があらたに増えて感染者合計50、468名。 過去一週間に926名が亡くなり、死亡者合計3、160名。 イランの行政はこれ以上患者のプライバシーは守れないと、罹患した人の情報を公表することになるとも言っているようだ。(これはさすがにやりすぎ) またタイでは午後八時から朝の四時の時間帯に外出している人を逮捕する処置がなされていると聞いた。 この情報は、全く眠らないと形容されるタイのパッタヤに住んでいる人が言っていた。あの夜の繁華街でもここまでの措置がなされうるということで、人道的観点から私は心動かされた。その人はまたガソリン、食糧もパッタヤでは半額になっているとも言っていた。 昨日ニュースを読んで知ったことだが、重篤症状の赤ちゃんが救急に運ばれ医療チームは救命処置に一生懸命当たる。その後この赤ちゃんがコロナウイルスに感染していたことが判明し、それに当たった医療チームも身動きがとれなくなったり感染したりしているということだった。これは映画の話でもなければドラマでもなく実際に多くの国で今起こっている事実だ。 感染者を差別したり、非難している人がいる。そういう人でも、この赤ちゃんを責めることは出来ないと思う。なぜなら赤ちゃんは、バーにもカラオケにもライブハウス、ジムにもいかない。赤ちゃんは外食もしない。それでも感染したとしたら、その周囲、周囲だけでなく社会、社会の構成員である我々一人一人の責任だろう。 自分はかかっても大丈夫だからとこの時期に娯楽施設に行ったり、旅行する人は、赤ちゃんや幼い子供、高齢者などの弱者が無抵抗に犠牲となってしまう、このウイルスの特質をしっかり覚えておいてほしい。 これだけウイルスを拡散させたと発症国の中国を責めるのもお門違いだ。なぜならコロナウイルスの存在を知りつつも、あれだけ自国に広がる前に期間があったにも関わらず中国以外のどこの国も、大国?アメリカでさえこのウイルスの拡散を止められていないのだから。中国で拡散した当初は、ウイルスがどんなものかすら解らなかったのだから。 私は前回の記事で無症状の感染者をネズミに例えたが、感染者を差別したり非難したりしているのとは異なる。なぜなら誰でも感染者になりうるし、すでにもう感染者であるかもしれないし、無自覚だったけど感染者だったかもしれないのだから。 感染者と私たちが言っているのは、実はごくごく一部に過ぎないし顕在しているだけマシな存在だとも言える。一番恐ろしいのは潜在している感染者でありそれは私であり、あなたであるかもしれない(今のところ東京など首都圏在住の場合のことだが)、というところまで来ている現状なのだと私は思っている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020年04月04日 17時28分26秒
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