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________4月11日 20:00
この日は「大事な席」ということで、強風・大雨の中、 ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルの最上階のホテル先端の有料個室にて、 「イママデ私ガ食シテキタ中国料理(特にフカヒレ)ッテ何ダッタノ!?」 と思わせられるくらいに超絶品の最上級フルコースを、家族一同で味わいました。 オナカも心も満たされ、横浜に一泊したのですが、 いつもの如く一睡もできず、仕事の過労も合わせてかなりフラフラだったのですが、 ママンの喜ぶ顔がみたい! その一心で、翌日は母を連れ横浜を観光しました。 久々の親子水入らず、お揃いのピアスを買ったりと楽しいショッピング♪ が、事件はおこりました。。。 新幹線で帰る母を見送る途中、3つ持っていた荷物が2つしかないことに気付く! 「傘・・・ワシの傘がないがなーーー!!」 ハ?たかが傘やろ。一見そう思われる傘ですが、普通の傘ならばいい… それが滅多に使用しないヴィヴィアンウエストウッドの数年前のレアな傘でなければ‥‥‥ 母を見送り、お忘れ物取扱所へ直行。 「ん~ないですね~~~」 (ん~ないですね~~~ぢゃなくてちゃんとさがせや~ たかが傘やと思ってるやろ~~~にぃちゃん~ヽ(゜_゜#) ここは潔く諦めるか・・と思ったところでちょうど会議が終わった父からの電話。 仕事のこと、 身体のこと、 結婚のこと、 そして、傘のこと…… モヤモヤや不満やストレスや疲労が一気に身体にのし掛かり、 泣いてもいないのに喉がつまるあの感じがした。 「今からいく!」 そう一言いって、またみなとみらい線に吸い込まれ、ホテルへ。 そして「心配させたくない」の一心で、 ひた隠しにしていた全てのことを父にぶちまけました。 大企業の数少ない役員を務める私の父は、 ひと月のうちの一週間は、世界中日本中を駆け回っている多忙な身で、 娘の私にとっては頭のあがらない偉大な存在なのですが、 私が投げかける疑問のひとつづつを、丁寧にひろって 明確なアドバイスをかえしてくれました。 数時間後、 私の中のあらゆるモヤモヤは、みるみるうちに消化され、 気がついたら腹も減り、じゃあルームサービスでもとろうということでメニューをば… 「たっけ!」(昨日ほどぢゃないが…) まぁ、それはおいといて久し振りに父と二人でご飯を食べました。 「お父さん、明日も横浜で仕事?」 「ん、明日は名古屋で朝一からお父さん主催の会議があるよ」 日付も変わろうとしていたこの時間………早くそれをいってyoーーーっ 知ってたら押しかけず、まっすぐ帰ったのに・・・スンマセン。。。でも十分救われました。 ホテルの部屋を後にした時には、嘘のように身体がすっきり軽くなりました。 恐るべしパパン効果! 一人暮らしをするようになり、何度も身体を壊した時も 家族の力(支え)というのは、本当に偉大なものだと強く感じました。 そして今日のこの日も。 傘が紛失し、足止めをくらったおかげで 人生も仕事も大先輩の父に相談する切っ掛けになるとは。 「正と負」をつくづく感じた、長くて濃い一日でした。 早送り>>> ________4月21日 そして信じられないことに「問題」のヴィヴィアンの傘ですが、 いま我が手元にある訳です。 いままで電車内で何度も傘をなくしましたが、 でてきた試しなど一度もなく、これが初めてです。 その後ダメもとで、みなとみらい線の駅に電話をしてみたところ無事発見され、 4月18日のお葬式の帰りに、保管されていた駅にとりにいきました。 その時たまたま降り出した天気雨も、 一週間遅れで戻ってきたこの傘のおかげで濡れずにすんだといった、 長い長いエピソードになってしまいました。 あらゆる「繋がり」を感じた一週間でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/04/21 11:07:39 PM
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