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今宵も夜が更け気が付くと夜明け前。
「酒気を帯びた自転車の走行運転は、果たして飲酒運転にならないのか?」 というプチ疑問を毎回抱えながら、新聞配達員のバイクや自転車を横手に 阿佐ヶ谷から中野までのちょっとした道程を自転車ではしる。 __________AM4:30 このくらいの時期から夏真っ盛りの夜明けといえば、 地べたに座り込んで仲間らしき者達と煙草をふかしながら何やら話し込んでいたり、 男女がもめてるのか、それとも愛とやらを語り合っているのか、 こんな時間だからこそ、"若気の至り的"な光景がひっきりなしに目撃される。 「自分もそんな頃あったなぁ…うんうん」と、 あたたかい眼差しをおくりながら通り過ぎる。 そう、あれはもうかれこれ8年程前の夏の夜。 5分に一度流れる流れ星があまりに綺麗だったので、 仲間達と車の通らない道路に寝転がって流れ星を眺めながら話をしていたら、 警察に通報されたこともあったfrom香椎 その時に 「世知がない世の中やね…」 と言い合った記憶があります。 そして何とも言えない、夜明けまえのこの空の色。 アクリルガッシュや水彩等、持っているありったけの色で 表現できそうだけど、きっと出来ない色。 この目で見て、この頭の中で感じ取って、それが思い出に残るからこそ 「美しい」と感じとれる色。 いつもはベッドの中のはずなこの時間。 毎日相変わらずやってくる一日が始まろうとしていて、 そしてそのあたりまえの日常の始まりは、目に見えないパワーをもらえる。 この世に生きているものは、それを静かにとらえる事が出来て、 帰りがけに水分補給の為に寄ったコンビニに繋がれていた犬も、 家に帰ってきてふと玄関先横の1Fのベランダの塀に身をおろしていた猫も、 驚く様子も逃げる様子もなく、 ただ黙ってこちらを見つめかえす澄み切ったその瞳は全く同じで まるで見透かされている様な気がしたと同時に 私たち人間以上に全てを悟りきった様な、そんな表情にみえた。 そんな夜明けまえでした。 ちなみにスガシカオさんの曲で一番好きなのは、 この日記のタイトルと同じです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/06/28 12:24:17 AM
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