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2007/02/25
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カテゴリ:□comic
あれはまだ私が幼くて
愛読紙は『りぼん』と『なかよし』で
ちょっと『別冊マーガレット』に手を伸ばしそうな頃。

お兄ちゃんの部屋に
私の持っていた、当時300円ちょっとするコミックよりも
すこし大きくて分厚くて、
大人のにおいがぷんぷんするコミックがあった。
それが、


ツルモク独身寮』と『めぞん一刻』。

めぞん一刻の方はアニメで見たことがあったので、
お兄の居ないときを見計らってまず手に取ったのが、ツルモク独身寮

まずは第一印象の画。
クセがなくてうまく、カット割りも効果的で読みやすい。
ストーリーは
仕事と夢と恋愛が交差した青春そのものなのに、
ギャグ要素も下ネタ要素もほどよく織り込まれていて
極めつけのキャラ設定が言うことナシ!
まんべんない、そのセンスのよさは子供の私でも理解できた。

 大人になったら、こんな恋をするのかな

なんて、密かに憧れたりもした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そしてもうひとつは、めぞん一刻

正直、高橋留美子の他の作品にはあまり興味がないのに
この作品だけは未だに好きで、
ケーブルでアニメをやってると、絶対に観てしまう。

アニメの場合、やっぱり管理人さんの声がいい。

ナウシカの「ユパ様!」
クラリスの「叔父様!」
と同じ、あの純粋無垢な澄みきったイメージの声は
女の私にここまで響くくらいだから、メンズにはたまらないのでは。。

アニメではなかなか伝わり難い「せつなさ」
珍しくしっかりと描写されているので、ポイントは高いのですが、
やっぱりコミックはそれ以上にいい。
13巻の「あぶない夜」なんて、幼い子供には
タイトルからしてハラハラドキドキさせられたもんです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

でも今気がつくと
両方とも実はすごい共通点があったりするのです。

ツルモクの場合、男一人に女二人
めぞんの場合、女一人に男二人

でも、結構はじめの段階から
お互い気持ちが通じ合っているところ。
口に出さなくても、ちゃんと通い合っていて、
本人も周りもそれが薄々わかっている、ビミョーな感じ。

だけどそのもどかしさや切なさ、
プライドや羞恥心が邪魔して素直になれない、卑怯な駆け引きこそが
この2つの漫画の一番面白いところだったりもするのかも。
実際にもそんな事はあったりなかったり。。

でもその辺の駆け引きは、まだ子供には経験がないもんだから、
ちゃんと理解できなくて、
でも本能的に何となくそこがひっかかって面白いと思ったのかも。

ともみではなく、みゆきさん
こずえちゃんではなく、響子さんを選ぶ

たとえ偶像上でも、そんな男性の心理がよく分かる。
逆に女性の心理は、これっぽっちもわからないくせに・・・





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Last updated  2007/02/26 02:35:12 AM
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